昨年秋の初の"音出し"から、先月20日、28日の練習を経て、 本日、神戸市は甲南女子大学の素晴らしいホール(芦原講堂)にて、芦屋交響楽団の四度目のリハーサルに立ち会った。 指揮者・山下一史氏による初の練習、とはいえ、本作にて重要なパートとなるピアノ1&ハープ2が入らないため、今日のところは全体の大まかな"地形"を俯瞰、というところであったが、朧げながらも確実に、この大作の全貌が顕われ始めた。 そもそも、実に最初の"音出し"から初演へと至る、そのほぼ全てのプロセスを、オーケストラの皆さんと共に出来る、ということ自体、作曲者にとってはこの上ない僥倖。 先だっての八幡市民オーケストラとの拙作・「八幡縁起」初演、その驚くべき"成功"を体験してしまった当方としては、この度はますます一層、尋常成らざる要求の嵐(…)を送り続けることになることと思うが、矜り高き芦屋交響楽団なればこそ、その地獄巡り(…)を
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