中国と韓国の外相がニューヨークで会談し、「東アジア地域の関係国は、正しい歴史認識を持つべきだ」という立場で一致し、尖閣諸島や竹島を巡って日本と対立する両国が、共に歴史問題を絡めて日本に圧力をかける構えを示しました。 外交筋によりますと、中国の楊外相と韓国のキム外交通商相は24日午後、国連総会に出席するために訪れているニューヨークで会談しました。 この中で、両国の外相は、沖縄県の尖閣諸島や島根県の竹島という個別の問題には触れなかったものの、「東アジアの安定のために、関係国は正しい過去の歴史認識を持たねばならない」という立場で一致したということです。 中国と韓国は、それぞれ尖閣諸島と竹島を巡って日本との対立が続いているだけに、両国としては、共に過去の歴史問題は解決していないなどと主張し、日本への圧力をかける構えを示したものです。 中韓の外相は、このほか両国の間でことし5月から開始したFTA=自
大阪市の橋下市長は、記者団に対し、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡るみずからの発言に関連して、今後、元従軍慰安婦の女性に面会して、直接意見を聞きたいという意向を示しました。 いわゆる従軍慰安婦の問題を巡って、橋下市長が先月、「慰安婦が、旧日本軍に暴行・脅迫の上で連れてこられた証拠はない」と発言したことを受け、元従軍慰安婦の女性が24日、大阪市役所を訪れ、発言の撤回と謝罪を求めましたが、休暇を取っていた橋下市長との面会は実現しませんでした。 これについて橋下市長は、「きのうは休みだったので会えなかったが、自分はある意味で重要な発言をしているし、慰安婦だった方が言いたいことがあるならば、直接聞こうと思っている」と述べ、今後、元従軍慰安婦の女性に面会して、直接意見を聞きたいという意向を示しました。 そのうえで、橋下市長は、「慰安婦だった方の心境やご苦労は当然、承知しているつもりだ。私としては、日本が
台湾巡視船、海保に向け放水=領海侵犯は計12隻−沖縄・尖閣沖 台湾巡視船、海保に向け放水=領海侵犯は計12隻−沖縄・尖閣沖 沖縄県石垣市の尖閣諸島・魚釣島沖で台湾海岸巡防署所属の巡視船が日本の領海を侵犯した問題で、同巡視船が海上保安庁の巡視船に向け、放水していたことが25日、海保への取材で分かった。領海に侵入した台湾巡視船は計12隻だったことも確認した。 海保によると、台湾巡視船は漁船とともに同日午前、尖閣沖の日本領海内に侵入。海保巡視船が漁船に放水したところ、台湾巡視船3隻も約20分間、海保巡視船に向け放水した。船体には当たっていないとしている。国連海洋法条約では、巡視船をはじめとする他国公船に対する放水などの実力行使を認めていない。(2012/09/25-17:38)
日中関係筋によると、在日中国大使館は24日、日中国交正常化40周年に合わせ、日中友好7団体の会長や鳩山由紀夫元首相、田中真紀子元外相ら約15人を中国に招待することを明らかにした。中国の要人が27日、北京で招待客と会談する意向という。 中国側は23日、40周年を記念する今年のメーンイベントとして27日に計画されていた大規模な記念レセプションの中止を日本側に伝えたが、友好団体会長らとの小規模な会談だけは実施することにした。 日中関係筋によると、中国大使館は24日、都内で招待客を招いた食事会を開催。「日中友好議員連盟」会長の高村正彦元外相や「日中友好協会」会長の加藤紘一自民党元幹事長らが出席。その場で中国側は7団体の会長のほかに、田中元外相ら「中国の友人」を招くと伝えたという。 日本側と会談する中国要人が誰かは明らかにしていない。(共同)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く