昔、某所の日記に、次のようなアホ話を書いた。 オートマトンというのは、オートミールの姉妹品であり、羊肉をベースにした 簡易で栄養価の高い食べ物である。オートミールは、そのまま湯で温めて食べる 方法と、牛乳と砂糖をかける食べ方があるが、オートマトンの場合、左から右へ と一粒ずつ、取っては口に入れて味わい、また取っては口に入れて味わい、という 食べ方が指定されている。オートマトンの高級品にチューリングマシンというの があるが、なぜこのような食べ物らしからぬ名称がついているかを筆者は知らない。 そうしたら、畏友の物理学者・加藤岳生くんが、次のようなコメント を寄せてくれた。(無断転載。いいよね?) 「うちの研究所の近くではセルタイプのオートマトンをまれに見かけます。 一個一個が小さな容器に入っているやつですね。容器はたいてい一列一組で売ら れていているのですが、なぜか空のセルもまじっていています