CSのフジテレビONEで放送されている初期「ひょうきん族」は、今見るとツラいところもあるんだけど、たまに現在のバラエティ番組では考えられない、狂った企画をやってたのが確認できて嬉しくなる。 以下、「ひょうきん族」パイロット版7回目より。本放送は1981年の夏ごろ。架空の番組を紹介する企画。 山村美智子:(笑顔で)今夜から新企画総登場です。まず夜6時からは「体力クイズ バカは死ね」。 女子アナが笑顔で「バカは死ね」って言ってる段階で、すでに常軌を逸してる。 画面切り替わり、司会のビートたけし、白いタキシードを着てセンターに立っている。たけしはまだ長髪で、このとき34歳。 背後には巨大な水槽。水はうすい緑色で、底からブクブクと泡が湧き出ている。 たけし:えー、この問題で、正解が出ますとですね、賞金が一挙に4億円! よろしいですか? 失敗して、この硫酸の中に落ちてしまうと、完全に死んでしまう(笑