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ブックマーク / www.nakahara-lab.net (6)

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 公務員の人材開発:管理職のなり手が「枯渇」する!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先だって、東京23区の、ある区長さんと人事関係者の方が、研究室に来られました。ご縁があって、僕の著書をお読み頂いたようで、一度、某区における職員の人材育成のあり方、人材開発の問題点を相談させて欲しい、とのご要望でした。 僕は、「公務員の人材育成」は研究したことはないのですが、いろいろなご縁からのご紹介でしたので、ご相談をお引き受けし、ディスカッションをさせていただきました。 曰く、 【全般】 ・住民のニーズが多様化し、高品質のサービスが求められている ・業務量が増えている 【中堅】 ・シニア世代の大量退職が迫っている ・30代ー40代の中間管理職が不足している ・管理職にはなりたがらない ・中間管理職不足を埋めるた

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    htktyo 2016/04/21
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 抽象化と具象化のトレーニング!? : 大学にしかできないことは何か? 苅谷剛彦先生との対談をとおして

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先だって、ある仕事で、オックスフォード大学の苅谷剛彦先生(社会学)とお話する機会を得ました。 苅谷先生は、僕が学生時代に(勝手に!?)最も影響を受けた先生のお一人で、このたびは10年ぶりくらいにお話させていただく機会を得ました。貴重な時間をたまわり、心より感謝いたします。ありがとうございました。 (学生時代、僕は全然出来の良い学生ではありませんでしたが、僕の名前を憶えていてくださったのは、まことに嬉しいことでした) 約20年前と全く変わらない、先生の「シャープな思考」と「パッションあふれる語り」を前に、改めて、自分が学部生であった頃の「初心」を思いだしました。 「しゃん」として襟を正さねばならぬな、と(勝手に!?)

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    htktyo 2014/05/21
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「思考」と「対話」を導く「問い」の3つの条件

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 昨今では、成人学習の領域でも、研修・授業・ワークショップの合間に、参加者同士で「対話」をする機会が増えてきました。10年前 - 15年前を考えますと「隔世の感」がありますが、学びをよりインタラクティブにする工夫に関して、多くの人々が興味を持ち始めているような気がします。 しかし、「惨い話しあい」「惨いディスカッション」「惨い対話」というのも、一方で、随分と生まれ出ている気がします。 「なぜ、話し合わなければならないのかがわからない」 「何について話し合わなければならないのかわからない」 「対話」を安易に捉えて、「参加者の自由に時間を過ごすこと」とイコールに考えてしまう。その結果、参加者を「放置してしまい、実りのある

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    htktyo 2013/07/29
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「どうせ、自分の授業や会議では、メンバーは意見なんか出さないよ」と嘆くときに、ちょっぴり考えてみたいこと:「良質の問いかけ」と「受けとめる勇気」

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「どうせ、自分の授業や会議では、メンバーは意見なんか出さないよ」と嘆くときに、ちょっぴり考えてみたいこと:「良質の問いかけ」と「受けとめる勇気」 もう今となっては随分昔のことにように感じられますけれども、「対話」という言葉や、「対話を活かした授業」という考え方が、まだ、今ほど、それほど人口に膾炙していない頃、東京大学の僕たちの部門(僕は教育課程・方法開発部門の長をしております、意外にも、ひそかに、なんつって!)では、他機関と連携し、「ひとつの無謀な挑戦」を試みたことがあります。 当時2010年は、ハーバード大学のマイケル・サンデル先生が、NHKで「ハーバード白熱教室」をやっていらっしゃったときでした。 某企業につと

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    htktyo 2013/02/15
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「コピペできないもの」をつくりだせ!:スポーツクラブの経営を見ていて、感じたこと

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 僕がふだんからよく考えていることのひとつに「コピペ可能性」というものがあります。敢えて難しくいえば「模倣可能性」なんでしょうけど、それだと学者っぽいので、あくまで「コピペ可能性」(笑)。それらが同義かどうかは、僕は知りません。 「コピペ可能性」とは、要するに、「ある対象物」がクリックひとつのような簡単な動作で「コピペできるもの(模倣)」なのか「コピペできないもの」なのかを考える、ということです。 世界にはいろんなものがありますよね。それらを「コピペ可能性」というレンズを通してみると、世の中は、なかなか面白く見えてくることが、ごくごくたまにあります。 こんなことを考えていても、将来が開けるとは1ミリも思いませんが、皆

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    htktyo 2013/01/31
  • 思想としてのCSCL-状況的認知・構成主義・認知工学

    僕が好きなの中のひとつに西垣通さんのお書きになった『思想としてのパソコン』があります。『思想としてのパソコン』はヴァネヴァー・ブッシュ、テリー・ウィノグラードまで、コンピュータの搖籃期から現在までのコンピュータを形づくってきた「巨人」たちの論文を集め、翻訳したです。個々の論文も非常に興味深いのですが、そちらの方はを各自参照していただくとして、ここでは西垣さんの言葉の中で、僕が非常に印象深かった言葉があるので紹介します。 『パソコンというツールを多くの人が使い始めていくことによって、我々のコミニュケーションの仕方や仕事のやり方が唸りをあげて変化していくとき、パソコンを”思想”としてとらえる作業がどうしても必要になる。さもないと、我々は自分を押し流している荒々しい潮流の向きも、自分のいる位置もわからなくなってしまうだろう。』 (同書、292p) さて、ここで西垣さんの言いたかったことは何

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