Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: 年収は「住むところ」で決まる ─ 雇用とイノベーションの都市経済学Twitterで見かけて気になったので購入しました。 「隣人の教育レベルや収入（環境）が自分の所得を決める」という指摘は他の書籍でもなされているので、この分野の書籍を読み漁ってる方にとっては在り来りかもしれませんが、本著で初めて目にする人からすると新鮮かもしれません。 一方で、なぜ高所得のエリアに移り住まなければならないのか？という論点は説明不足に感じましたし、全体的に説明が間延びした印象があり、きちんと要約すれば3分の1程度のボリュームで本をまとめられるのではないか？と感じました。
Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
この本はややこしい。以下の流れで頭が混乱してしまう。 ・リーンスタートアップのベースになったリーン生産管理は生産管理であって、製品開発ではない。しかし、この本ではそこがごちゃごちゃになっている。 ・トヨタ自動車でいうと、製品企画（設計、原価企画）と生産は明確に違う。 ・トヨタ自動車の製品企画（設計、原価企画）は、アーリーアダプター向けのMVP（実用最小限の製品）とは違う。豊田喜一郎のAA型も、中村健也のクラウンもいきなり売り物だ。 ・iPhoneでは1,500ほどの改善バッチとして顧客にリリースしているが、バッチサイズは継続的デプロイメントすべき。この考えはトヨタ生産管理の1個流しと同じ。 この本は、ソフトウェア開発がターゲット、という前提条件があって、そこでの試作的なフェーズでトヨタ生産管理を参考にしているのだ。つまり、著者の頭の中には以下があるのだろう。 「ソフトウェアの製品開発のバグ
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