工場見学で最初に案内される「おかしな教室」。ロッテのお菓子の歴史やSDGsの取り組みを学べる=さいたま市南区のロッテ浦和工場で2022年4月21日、成澤隼人撮影 菓子大手ロッテ(東京)の浦和工場(さいたま市南区)の見学施設をリニューアルした「ロッテ おかしの学校」が5月16日、オープンする。製造工程を間近で見られるだけでなく、デジタル技術を活用した空間で製造の工夫やおいしさの秘訣(ひけつ)を楽しく学ぶことができる。開設に先立ち、約90分間のプログラムを体験した。【成澤隼人】 JR武蔵浦和駅から徒歩約5分のロッテ浦和工場。ロビーを抜けて最初に案内されたのは、教会堂のような雰囲気の「おかしな教室」。黒板を模した大型ディスプレーでガイドから説明を受けた後、おいしさの秘密を探すヒントが書かれた「おかしの教科書」を手に、工場を歩く。