アクセス記録を調べていて、ここのところ「バラック・オバマ」(上院議員=民主党・イリノイ州)で検索してこのブログにたどりついた人が非常に多いことに気付いたので(そういえば数週間前に米国の週刊情報誌が一斉にオバマ特集をしていたので、それを読んだ日本人記者がマネしたんだろうか)、期待されているかもしれない大統領選挙の話題。ひびのまことさんいわく、わたしの予想は外れるらしいので(というか、こうなって欲しい、という期待がかなり混じっているからだけど)、あんまり信じないように。 まず民主党。わたしはオバマが2年後に大統領選挙に出る事はあり得ないと思っていたんだけれど、どうやら本人は結構本気のようで不安になってきた。わたし自身、オバマのことを「クリントン前大統領に似たカリスマの持ち主だなぁ」と思っていたら、クリントンどころかケネディと比べる人まで出てくる様子(それは言い過ぎだろうが)。不安だというのは、
フェミニズムにおける激しい論争のひとつに、売買春に代表される性労働/性産業をどう評価するかというものがある。その大まかな分類は以前「売買春とフェミニズム理論4分類」で紹介したし、わたし個人の立ち位置は過去エントリ「『性労働者のためのクリニック』をめぐる論争」や『バックラッシュ!』キャンペーンブログ内エントリ「性労働者コンファレンス@ラスヴェガス報告」に詳しい。 反売買春をかかげる女性団体やフェミニスト団体ーー必ずしもすべての女性団体がフェミニスト団体ではないーーは昔からあったけれども、1980年代には法学者キャサリン・マッキノンらが中心となってポルノグラフィや性産業を厳しく規制する条例を作るなど法律を使った活動が活発になった。わたしの住むポートランドでも、性産業の撲滅を掲げるフェミニスト団体がいくつか設置された。そのうちの一つの活動を見に行く機会が最近あり、とても驚かされたので、紹介したい
表題について書こうと思ったのだけど既に議論されていた。 なにが歴史修正主義の問題なのかが未だに知られてない件 (思いて学ばざれば) 「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 (Close to the Wall) 続・「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 (Close to the Wall) これらにほとんど付け加える事はないのだけど、自戒の意味も込めて自分の言葉で簡単にまとめておこうと思う。 「議論の捏造」による「足止め効果」 ホロコースト否定論でもそうだし、南京事件否定論でもそうですが、過去に論破された主張をそのまま、あるいは微妙に変形して繰り返す、ということがよくあります。というか、この手の「議論」に遭遇したら8割か9割くらいの確率でそういうループ化した「議論」の一部だと考えて間違いないです、経験上。 こういうのは議論とは言いません。これが議論だというなら全ての
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