どうも。takaです。今回はこちら、近代ノルウェー文学を代表する大地の作家クヌート・ハムスン氏の最も美しい愛の物語、「ヴィクトリア(岩波文庫)」を読んだ感想を書いていきたいと思います。 ヴィクトリア (岩波文庫) ストーリー 粉屋の息子であるヨハンネスと城の令嬢のヴィクトリア。 子供の頃にこの二人は出会い、身分に格差があるものの相思相愛の関係になるのですが、ヨハンネスは粉屋から離れて勉学に励んで詩人の卵となり、ヴィクトリアは親が決めた他の男性と婚約することに。 それでもヴィクトリアはヨハンネスのことを忘れることなく、二人はお互いを愛し続けるのですが、なかなか心を開くことが出来ず、近付いては傷つけ合い、離れてはお互いのことが頭から離れない。 この作品は伝統的な身分違いの悲恋物語です。 人に対して素直になるのは難しい 漫画でもどかしい男女カップルを見ていると、「ヘタレ」とか、「早く結婚しろ!!