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J-POPコード進行解析ブログ 邦楽最新曲のコード譜・感想や、アーティスト別のコード進行の傾向をまとめた記事が中心。音楽理論、コード理論についての記事も随時更新。
実際にOPに使われている1:30の部分のみ採譜した。 感想とか 1小節目「ようこそ」 まずA7(Ⅲ7)で心をぐっと掴まれる。なにせⅢ7である。ぐっとこないわけがない。しかも日本人大好き Ⅰ→Ⅲ7→Ⅵm→Ⅰ7という王道進行だ。この進行が使われているヒット曲は『TSUNAMI』(サザンオールスターズ)、『リンダリンダ』(THE BLUE HEARTS)など枚挙に暇がない。 さらに言えばⅢ7は解決先がマイナーなのでちょっとだけ暗さというか、影がよぎる。底抜けの明るさだけではないけものフレンズの雰囲気に全くマッチしていると思う。 最近はそうでもないが、この曲が公開された当初に出た「耳コピしてみた」「弾いてみた」ではここが聞き取れず、Amなどになっているものが多かった。なんでだよ!! ここがいいのに!! 信じられん!!! …しかし逆に言えば、あまり聞き取られなかったことはそれだけこのA7がことさらに
田中秀和さん(MONACA)の楽曲で用いられる 「落ちサビ転調」 を聴いてみましょう。 落ちサビ転調は、 ・ラスト1つ前の静かなサビ(=落ちサビ)でキー下げし、 ・ラストサビでキー上げして戻す というアレンジ作法です。 まずは聴いてみましょう。 ■楽曲例: めいあいへるぷゆー? 曲中で、4回サビが出てきます。(C1 - C4) そのうちの2:45- C3パートが、「落ちサビ」と呼ばれる部分です。 以下、間違いも多いと思いますので、話半分で読んでみてください。 ↓ ■落ちサビとは 落ちサビとは、最後のサビの前に挿入される、楽器の音量を極端に落としてボーカルを目立たせたサビを指す。「ラストに向けて盛り上がっていくために抑えめにする」意味があるという。(wikipedia「サビ」) つまり「音量落ち」サビということですね。 JPopでは、曲中に落ちサビが入っているのが一般的です。 落ちサビは「ギ
◆聴いて覚える田中秀和さんのコードワーク http://kaho-ss.blogspot.jp/2014/10/blog-post.html ↓ * 目次 ① Vaug ② Iaug ③ IIIaug ④♭VIaug 応用 まとめ ■① Vaug (5 オーグメント) さっそくVaugから聴いてみましょう。 V (ソ シ レ) を Vaug (ソ シ レ#) に置き換えたコードです。 // (追記) オーグメントは、セブンスコードの代理で使えます。 // V7(b13) の5th、b7th を省略した形ですね。 0:55 - かみさま にかんしゃ ー (テッテッテッテッテッテッテー) IV #IVm7-5 Vsus4 Vaug サビ直前の(テッテッテ)に注目です。不思議なコード! 幸せいっぱいで、頭がヘンになってる感じがしますね。
「名づけて"王道進行"」 昨日アップロードされたニコニコ動画の中で、一部(?)で超話題になり、ジェバンニも幾人かでまくってる動画があります。それが今回のタイトルになった「JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた」シリーズです。 少なくとも過去30年に渡るJ-POPの代表的なヒット曲の特にサビの部分において、 「IV△7 → V7 → IIIm7 → VIm」 この和音進行が使われまくっているという事を、実際に音を鳴らしながら実証して見せたというものです。投稿主は「動画を見ている人が分かりやすいように、比較しやすいように」ということで、実際には全てCメジャーコード(極端に端折って言うと、基本的に黒鍵を使わない白鍵だけのドレミファソラシド)に転調して演奏している動画です。動画の冒頭でも述べられているように、「J-POPとはなにか、J-POPとは一体どのような楽曲をいうのか
勉強がはかどらないんでネットをしていると、こんなブログを見つけた。 永邦「Melody」とエロゲー「AIR」の「鳥の詩」 「AIR」をエロゲーと称するあたりで未プレイ確実だが…まあそんなことはどうでもよくて、この分析はいささか物足りないし間違いも少なくない。 どこぞのシンガポール人にパクられるほど美しいこの曲。僕としてはそれだけではなく、あらゆる意味でギャルゲー界最高の名曲と思っている。 だからこそこれでは納得がいかないので、自分で分析してみようと思う。 とりあえず武道館ライブのようつべ。 I've in BUDOKAN 2005/ch15-鳥の詩 まず僕が耳コピしたコード進行。 イントロ (key=Bm) |GM7|A|Bm|Bm| |GM7|A|Bm|Bm| サビ (key=Bm) |GM7|A|Bm|Bm| |GM7|A|Bm|Bm| |GM7|A|Bm|Bm| |GM7|A|Bsu
神曲と名高い、鳥の詩の分析です。 この曲には転調の妙技が詰まっているので、それを見ていきましょう。 始まりはニ長調です。 トニックではなく、サブドミナントから始まっていますが、これはポップスではよく目にするものです。 IV-V-VIという進行を何度も繰り返し、なんと曲の最後まで一度たりともトニックが出てきません。 後述する転調といい、曲全体で調性をあいまいにようという意図が感じられます。 最初の転調は27小節目で、ロ長調に転調します。 ここでも転入和音はロ長調のサブドミナントで、調を移してIV-V-VIを繰り返します。 離脱和音のBmが同主短調のトニックとみなせるので、Bm→EはI→+IV、いわゆるドリアのIVになっており、これがここの転調効果を演出しているのだと思われます。 次に出てくる転調は43小節目で、嬰ハ長調に転調します。 楽譜上では変ニ長調となっていますが、これはHdurのII調
【コードの機能】D/F# のケーススタディ【アイカツ!/ ラブライブ!/ マクロスF / けいおん!/未確認で進行形 等々】 ①F→D/F#→G ふわふわ時間 / けいおん!挿入歌 作曲:前澤寛之 作詞:山上路夫 編曲:前澤寛之 【Bメロ】(0:33~0:43) F |F |C/E |A | Dm7 |D/F# |G |G Am G/B | 夢の中なら(夢の中なら) 二人の距離 縮められるのにな Wake up my music / アイカツ!挿入歌 作曲:岡部啓一 作詞:こだまさおり 編曲:岡部啓一 【Bメロ】(1:05~1:20) F#m7(♭5) |FmM7 |Em7 |E♭M7 | Dm7 C/E |F D/F# |Gsus4 |G | あなたの左側で 重ねていたいリズム 目覚めるたびに恋しよう とまどい→レシピ /
田中秀和さんは、MONACA所属の作曲家です。 アニソンを中心にキャッチーで複雑な曲を数多く手がけられており、 神前暁さんに並ぶヒットメーカーとなっています。 リクエストがありましたので、 今回は田中さんのコードワークについて書いてみます。 盛りだくさん過ぎて説明しきれませんので、 田中さんの曲によく登場するコードを 3個に絞って紹介します。 ① IIIm7-5 ② #IVm7-5 ③ ♭III dim7 なんだか難しそうなので、音を聴いて響きでおぼえてみましょう。 話半分で読んでみてください。 16/04/17 追記 MONACA神前暁さんのコードワークについて書きました。 ◆神前暁「chocolate insomnia」でコードの転回形を覚えよう http://kaho-ss.blogspot.jp/2016/04/chocolate-insomnia.html
神前暁さんの「短3度転調」についてメモ。 いつもどおり思い込みが沢山はいっているので、 話半分で読んでみてください。 ↓ *** 神前暁(こうさきさとる)さんは、MONACA所属の作曲家です。 有名な劇伴曲・アニソンを数多く作曲しています。 神前さんの作曲は「神前節」とでもいうべき独自のシステムにのっとっていて、 誰の作曲か一発でわかるような明快さがあります。 そんな彼の作曲方法を、ちょっとだけ紹介してみます。 今回取り上げる短3度転調は、ポップス・渋谷系音楽では頻出なので、 知らず知らずに沢山聴いているはず。 半音3個分(キー±3)の転調です。 数ある転調のなかでも、ぼくはこれが一番好み。 *** (16/04/17)新しい記事を書きました。
この記事は、2010年8月14日放送のNHK番組 『萌える 泣ける 燃える ゼロ年代珠玉のアニメソングスペシャル』 の内容をメモしたものです。 たまにぼくの正しいかどうかも分からない分析(?)も挟まりますが、適当に流してください。 ONE PIECEの名曲「ウィーアー!」などを手掛けた田中公平さんが、菅野よう子さんの「プラチナ」を解説されました。(主に転調について) プラチナ / カードキャプターさくら OP3 作曲:菅野よう子 作詞:岩里祐穂 編曲:菅野よう子 リリース:1999年10月21日 さっそく田中公平先生の解説を書いていきたいと思います。 イントロの ”I am a dreamer ひそむパワー” と、サビ始まりの ”みつけたいな かなえたいな” は同じメロディですが、サビの方が音程が長3度(※)高くなっています。 ※長3度は半音4個ぶんの距離(ドからミの距離。以降key+
リンクがないものは現在調べ中。 もうちょっと分かりやすく配置できないかな~と思ってます… ・C7 ・C#M7 ・C#dim7 ・Dm7(♭5) ・D7 ・E♭ ・E♭6(E♭M7) ・E♭dim7 ・E♭7 ・Em7(♭5) ・E7 ・E7(#9) ・Fm(Fm7、FmM7) ・F7 ・G/F ・F#m7(♭5) ・F#dim7 ・D/F# ・Caug/F# ・F#7 ・Gm ・Gaug ・FmM7(♭5)/G ・G7(♭9) ・G#dim7 ・A♭ ・A♭7 ・A7 ・A7(♭9) ・A7(#9) ・A7(♭13) or Aaug ・B♭(C/B♭) ・B♭6 ・B♭7 ・Bm7(♭5) ・B7 ・Bm7
今回は ①Aメロの転調法 ②Bメロ→サビへの転調 ③サビのコード進行 について考察していこうと思います。 内容 ・【Aメロ】転調に使うF#dim7 ・【サビ】繰り返しに登場するF#m7(♭5) などなど。 Let’s アイカツ!/ アイカツ!挿入歌 作曲:田中秀和 作詞:辻純更 編曲:田中秀和 まずはこの曲の転調の流れは以下のようになってます。 イントロ・Aメロ(I) ↗ Aメロ(III♭) ↗ Aメロ(IV#) (0:02) (0:43) (0:54) ↘ Bメロ(III♭) ↘ サビ・アウトロ(I) (0:56) (1:17) 「Let’s アイカツ!」分析① Aメロの短3度上転調 Aメロの繰り返しの部分で短3度上(key+3)に転調します。 元のキーをI調、短3度上をIII♭調とします。 ●転調部分で起きていること (私だけれ)ど
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