ナイジェリア・ボルノ州の避難民キャンプで薪を運ぶ女性(2021年3月29日撮影、資料写真)。(c)Audu Marte / AFP 【3月6日 AFP】ナイジェリア北東部ボルノ(Borno)州で先週、イスラム過激派組織による集団拉致事件が発生し、少なくとも47人の女性が行方不明となっている。 対立する民兵組織の指導者らは5日、イスラム国(IS)系の過激派組織「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」による犯行だとAFPに語った。 民兵組織の指導者シェフ・マダ(Shehu Mada)氏によると、カメルーン国境に近いヌガラ(Ngala)にある避難民キャンプの女性たちが薪を集めていたところ、「ISWAPの戦闘員」に拘束された。 被害者数の把握を手伝ったマダ氏は「一部の女性は逃げ帰ることができた」「薪拾いに出かけた女性のうち、47人の行方が分からない。イスラム過激派に拉致された」と話した。 別の民兵