韓国国防省は、20日、南北の軍事境界線近くで、宗教団体がクリスマスのイルミネーションを点灯するイベントの開催を許可したことを明らかにし、北朝鮮側の反発を招くことも予想されます。 このイベントは、韓国の宗教団体が北朝鮮の住民に自由と平和のメッセージを伝えようと1950年代から始めたもので、韓国の国防省も、北朝鮮に対する心理戦の一環として許可してきました。 国防省は、20日、ことしもイベントの開催を許可したことを明らかにし、今月22日から来月2日まで、南北の軍事境界線から南におよそ3キロのソウル近郊にある展望台に建てられた高さ30メートルの鉄塔で、クリスマスの電飾が点灯される見通しになりました。 北朝鮮は、これまでもこの電飾を挑発行為だとして強く反発してきましたが、韓国国防省は、ことしも「信仰の自由」を理由にイベントの開催を認めたとしています。 韓国では、19日、保守系の与党のパク・クネ氏が次