和牛やメロン、給食に コロナで消費減の食材活用―政府 2020年04月24日06時52分 政府は、新型コロナウイルスの感染拡大で消費が急減し、行き先を失った和牛やメロンなどの国産ブランド食材について、全国の小中学校の給食で提供される仕組みを整える。農家を支援するとともに、子どもが地域の名産品を知る食育の機会にしたい考え。 和牛消費、喚起へ「お肉券」 自民経済対策 自治体などがブランド食材を採用した場合、通常の給食費を超える経費を政府が全額補助する。農林水産省が2020年度補正予算案に計1400億円の関連経費を計上した。新学期の授業を行っている学校は来月にも、臨時休校中の学校は授業再開後、給食に登場する可能性がある。 対象は外食の自粛などで消費が落ち込んでいる食材。和牛やメロン、クロマグロ、秋田県の特産品「比内地鶏」に代表されるブランド鶏肉などが候補に挙がっている。江藤拓農水相は「自治体の希