『日本社会に戻るためのハードル、もしくは審査という壁』
日本に戻ってきて２週間、 実は今ちょっと落ち込んでいます。 理由は昨日届いたコレ。 そう、 クレジットカード審査に落ちましたという通知。 日本での再出発にあたり、大学が指定する支店で銀行口座を開いたのですが、 その際に「クレカも作っといたほうが後々何かと便利だろう」という軽い気持ちで申し込みました。 対応してくださった担当者の方もとても親切で、これからの日本での生活がますます楽しみになりました。 それ以来、カードが届くのを今か今かと郵便受けを覗き込む日々を送ること１週間、 ついに！銀行からの封筒を発見し、その場で小躍りしてしまいました。 しかし... ん？手に取った封筒、なんだか薄っぺらい...。 あれ？ カードが入ってたらもうちょっと固い感じがしていいはずなのに... やたらとフニャフニャなのです...。 この時点でちょ〜っと嫌な予感がしてたのですが、 開けてみて出てきたのは、写真の書類
『みんなどうした？韓国語学習と親の反対』
ゆうきの韓国スケッチブログソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。 韓国語学習者の方からたまに、 親が韓国のことが嫌いで、韓国語学習をすることを認めてくれない という相談を受けることがあります。 僕は幸運なことに、韓国語学習に関しても、韓国に留学することに関しても、 そして韓国人と結婚することに関しても、 両親からは全く反対などはなかったので（親戚の一部は心配してたようです） 具体的なアドバイスをするのも難しく、 また他人のご家庭の事情なので、「ああしなさい、こうしなさい」と言うのも ちょっとはばかられるというのが正直なところなのですが、 このような悩みを抱えている人は決して少なくないようです。 ということで、 こういうことはセンパイがたにお聞きするのが一番！と思い Twitterに #私はこうして両親に韓国語学習を認めて
『イライラ、韓国のコンセント』
なんともスマートなフォルム ムダな贅肉など一切ない、スッキリした形状。 部活のセンパイに例えるなら（謎）、 華麗なフォームでスマッシュを決める硬式テニス部のエース （もちろん文武両道） （もちろん歯並びもカンペキ） では続いて ご、ごっつい... なんか全体的に作りがいちいちデカイです...。そしてムダに丸っこいです。 挿し込むというより、どすこーいとブチ込むという表現がしっくりくる感じ。 部活のセンパイに例えるなら（再謎）... 身長190センチ、体重120キロ級の巨体で 大盛りの丼飯をわずか５秒で飲むが如く搔き込み 「がはははは！おばちゃん！スタミナ丼おかわり！あとラーメンも追加で！３杯ね！がははははは！」 などと笑い声とも叫び声ともつかぬ奇声をあげる柔道部の主将 （留年ギリギリ） （実家は自営業） まあそのぐらいの圧倒的な存在感です。
『納得いかんぞ！ソウル地下鉄日本語表記』
ゆうきの韓国スケッチブログソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。 年間2000万人近い外国人観光客が訪れる我らが国際都市ソウル！ 住んでいてもひと昔前に比べ外国人がものすごく身近になったことをヒシヒシと感じます。 そんな外国人が最もよく利用する交通機関といえば何といっても地下鉄。 ソウルメトロ側でも外国人向けのサービスを充実させるために あの手この手なわけですが... 時には「そこ頑張るとこじゃなくね？」としか思えないことも。 前置きがちょっと長くなりましたが、こちらの写真をご覧ください。 言わずと知れたソウル交通のヘソ、ソウル駅です。 ハングル、英語表記の下。 いかにも「こないだ修正しました」感バリバリの 場違いなほど真新しい白いテープ、 そしてそこには中国語と日本語表記...なのですが この日本語正直どうよ？ ソウル
『さすがカード大国』
いつしか今年も残りわずか。 年末が近づくと毎年ソウルの街角に響き渡る「あの音」 カラーン、カラーン、カラーン そう「救世軍」のベルの音です。 キリスト教系の一団体で、年末になると恵まれない人たちのために 寄付を求めて駅前や街角に立つ姿はすっかり年の瀬のソウルの風物詩。 この音が聞こえてくると「今年も残りわずかだな～」と実感します。 さて、そんな救世軍にちょっとした変化が...。 救世軍のトレードマークは募金を集める赤いバケツ、 なのですが、そのちょっと上の方にご注目ください。
『イマイチ…？な、韓国でのハロウィン』
ゆうきの韓国スケッチブログソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。 今夜は10月31日 ハロウィンですね。 日本では渋谷などの繁華街に仮装した若者が溢れて ずいぶん盛り上がっているようですが...。 さてこちらソウルでは...。 仮装...んんん...見かけないですねえ。 いま、韓国随一の若者の街、弘大の某カフェに来ています。 お店ではそれぞれショーウィンドウにカボチャやお化けを飾ったりして それなりにハロウィン気分を出してはいるのですが、 一般市民の仮装となると...。 窓の外を約一時間眺めていて発見したのは 魔女に扮した女の子 清涼里駅前の酔っぱらいのようなゾンビ そしてカオナシ の三つだけでした...。 まあ、これから夜がふけるにつれて盛り上がってくるのかもしれませんが 日本のようにあっちもこっちも仮装した人たちでい
『これがダイナミックコリアだ』
ゆうきの韓国スケッチブログソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。 「ダイナミックコリア」というと、 10年ほど前の韓国観光公社のキャッチフレーズでした。 ところで 韓国に住んでると、思わず そのあまりのテキトーさ大らかさに 思わず「おおぅ...」と唸ってしまうことがたびたびあります。 今回はそんなケンチャナ精神溢れる ダイナミックコリアな風景をご紹介。 まず、韓国のダイナミズムが垣間みれる代表的な場所といえば そう、なんといってもそれは工事現場。 新陳代謝の激しいソウルの街では、今日もあちこちで 建物が取り壊されては作り直されています。
『大迷惑、無断駐車は無くならない！』
韓国に戻ってきてチャリ活を再会しているのですが、 日本に比べてソウルの街中で自転車に乗っていると いろいろ怖い目にあうことが多いのですが、 昨日あらためてその理由を考えていて ひとつ思い当たったのは 街にあふれる無断駐車！ 韓国語では불법주차（不法駐車）というのですが、 ソウルなんかは、まあ多いこと多いこと。 駐車場そのものが不足していることに加え 韓国では車庫証明がなくても車が購入できちゃうことなんかも その原因だと思われます。 交差点の角なんかにどっかりと駐車されちゃうと 視界が完全に遮られてしまって突然飛び出してくるバイクなどを 予測することが不可能なんですよね。 しかもこっち軽自動車は少なく でっかい車がほとんどなので、なおのことたちが悪いという...
『こんな経験ありませんか？』
ゆうきの韓国スケッチブログソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。 たとえば韓国を旅行中。 焼き肉やポッサムを食べていて、 ちょっとご飯が欲しくなり、 아주머니! 여기 공기밥 하나요!!（おばちゃん、ご飯一つ！） ほどなくしてアジュンマが 涼しい顔で運んできた金属の容器 わ～、ご飯だご飯だ～ ふたを開けようとしてお椀にてをかけた瞬間... あっつ！！ あまりの熱さにふたは手を滑り抜け、床へ そして次の刹那店内に響き渡る金属音 くわわわわわわわ～～～～～～ん こみ上げてくる 驚き 怒り 恥ずかしさ そして何より アジュンマあんた何者？？？ 素手...だったよね 心なしか鼻歌...とか歌ってたよね... どういう指の皮してるんですかアナタ そして今、こっち見てちょっと笑ったね？ いっそのこと石焼ビビンバも素手でお願いしますよ
『街じゅうのび太かよ的な韓国男子とメガネの関係』
おおおう... いやいやいやいやいや さすがにこれは、 さすがにこれは言い過ぎでしょ... と、言いたいところなのですが... むむむ、否定できないぞ... 全く違和感がないぞ てか、むしろ落ち着いちゃうぞ 何だこの無性に懐かしい空気感 特に雑誌のやつなんか まんま僕のクラスの学生にいても不思議じゃない面々ばかり...。 実際、横断歩道で信号待ちしてたら、向かい側に立ってる若者男子の６割はリアルにこんな感じだし、 大学生の集まる食堂に入ったらメガネ率100%だったなんてことも珍しくありませんしね…。 まあそれにしてもみんな判で押したように黒ぶちメガネ（뿔테안경） かく言う僕も黒ぶち君ですけど...ハイ これを見て「韓国人は黒ぶちメガネしか知らないのか」という人もいるんですが、 いやいやそれは誤解です。 僕が韓国に来た15年ほど前は、
『韓国語学習と辞書』
ゆうきの韓国スケッチブログソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。 外国語学習における辞書の重要さについては、今更語るまでもないと思います。 おそらくこのブログを読んでいらっしゃる韓国語学習者のみなさんも、何らかのカタチで学習に辞書を活用してらっしゃるのではないかと思います。 真っ暗闇の中を手探りで進むような外国語学習において、 辞書が示してくれる明確な指針はとても頼もしいものです。 ただ辞書をあまりにも過信してしまうのも考えものです。 よく学習者の方から 「辞書にはこう出ているのに」 「辞書にはこんな表現出ていないのに」 という話を聞くことがありますが、 おそらくそういう方は 辞書を聖書のように思ってらっしゃるのではないかと思います。 小説「舟を編む」にも出てきますが 辞書はある言葉の「核となる部分」を限られた紙面に納め
『韓国に生きる上で大事にしている考え』
ゆうきの韓国スケッチブログソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。 今回はちょっと堅苦しい話になるかもしれません。 僕が普段思っていることをまとめてみました。 韓国に移り住んで気づけば15年間。 その間、様々な出来事を通して、否が応にも「異邦人である自分自身」とこの国との関係について考えさせられてきました。 韓国で生活する上で僕がとても大事にしている考え方があります。 それは 「頑（かたく）なにならぬこと」です。 以前、ある日本人留学生からこんなことを聞かされました。 「自分は韓国が大好きでこの国にやってきた。でも、実際暮らしてみて、韓国のいろんな部分が見えてきた。いま社会的にもそうだし、個人的な問題もあって、このままでは韓国が嫌いになってしまいそうで怖い。でも、韓国を嫌いになりたくない。日韓関係を理由に留学に反対していた
『マスクに対する認識』
ゆうきの韓国スケッチブログソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。 さてさて、あいかわらず韓国のトップニュースは「MERS」の話。 政府の初期対応のまずさが槍玉に挙げられていますが、 ここまで予想外の拡散をしてしまったのには、患者を含む市民ひとりひとりの 意識にも問題があったのではないかと思います。 僕は人の多いところに行く時にはマスクを着用し、 できるだけ地下鉄やバスなどの不特定多数の人が集まる密閉空間には 近づかないようにして、自分なりに予防をしているのですが、 それにしても、思うのが... 韓国人のマスク着用率の低さ 弘大などの繁華街でも、マスクをして歩いているのは10%以下 （それでも、韓国でこんなにマスク姿の人を見かけるのは初めてですが） 観光客のマスク姿ばかりが目立つありさまです。 まあpm2.5の時もそうでし
『お悩み相談「韓国での仕事について」』
ゆうきの韓国スケッチブログソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。 たまに読者の方からお便りやメッセージをいただくこともあります。 （キチンとお返事できておらず、大変申し訳ありません） 先日も、ある方からこんなメッセージが届いたのですが、 これはちょっとみんなで共有したほうがいい話題ではないかと思い、 ご本人の了承をいただいた上で、記事化することにしました。 こんにちは！初めまして。 いつもゆうきさんのブログやTwitterを拝見させて頂いておりますA（仮名）と申します。 メッセージを送っていいものかと悩んだのですが、このままだと後悔すると思ったのでメッセージを送らせていただきました。 私自身、韓国語学科を卒業しておりまして1年間ですが留学経験もあります。 就職も考えたのですが、語学を使った仕事など海外と接する仕事をするた
『韓国のゴミ問題』
日本を訪れた韓国人が口を揃えて言うことの一つに 「道ばたにゴミが落ちてない！」 というのがあります。 同様に在韓日本人が口を揃えて言うことの一つに 「道ばたのゴミがひどい！」 というのがあります。 若者でにぎわう週末の繁華街（写真は新村） あの人もこの人もそぞろ歩く宵の街に青春の花は夜開き 七色のネオンさえ甘い夢を歌っています 熱気と活気ムンムンのこのカオスな感じがまさにソウルの醍醐味。 なのですが... 一夜明けて、日曜の朝の弘大...。 ゴミが歩道を完全にふさいでしまってます...。 一応ゴミの分別についてはいろいろ決まりがあるのですが、 あまり浸透していない様子で...。ゴミ捨て場の近くには 可燃・不燃・資源に粗大ゴミと、小山のごとく積み上げられている様子をよく目にしますし、 道ばたへのポイ捨ても非常に多いです。 特にタバコの吸い殻なんかは、「捨てたら自動的に消える」とでも思っている
『愛国CM「ONLY ONE KOREA」に思う』
ゆうきの韓国スケッチブログソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。 我が家から最も近い映画館がCGVなのでよく行くのですが、 映画上映前に必ず流れるCMがあります。 CGVの親会社である大企業「CJグループ」のCMなのですが。 その名も「ONLY ONE KOREA」 ひとまずご覧ください。 以下はその日本語訳です。 국민의 90%가 국기를 가지고 있는 [ ] 나라 国民の90％が国旗を持っている［ ］国 세계 빈곤 국가에서 세계 경제대국이 된 [ ]나라 世界貧困国家から 世界経済大国になった［ ］国 바라를 위해 100만명의 자원봉사자가 달려가는 [ ]나라 海のため100万人のボランティアが駆けつける［ ］国 반세기만에 GDP를 750배 성
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