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ブックマーク / leeswijzer.hatenadiary.com (3)

  • 『思考の体系学:分類と系統から見たダイアグラム論[仮題]』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    三中信宏 (2017年刊行予定[もうすぐ],春秋社,東京) 【目次 ― 最終案(2017年2月13日)】 プロローグ:思考の体系化は「可視化」から始まる  1. 天気図記号:複数の情報を束ねるダイアグラムの基機能 2. イデオグラフとメトログリフ:ダイアグラムの試行錯誤 3. チャーノフの顔:ダイアグラムの視認性を改良する 第1章 ダイアグラム博物館 ― 思考の体系化の歴史をたどる  1.1 画家ギヨーム・ヴルランが描いた家系図(15世紀ベルギー,ブルージュ) 1.2 作家ジョバンニ・ボッカチオが描いた神々の系図(14世紀イタリア,フィレンツェ) 1.3 修道士ランベールが描いた善悪の樹(12世紀フランス,サン=トメール) 1.4 法学者ジャック・キュジャスによる最古の系図表(9世紀フランス,トゥールーズ) 1.5 神学者フィオーレのヨアキムが描く歴史の樹(12世紀イタリア・フィオーレ)

    『思考の体系学:分類と系統から見たダイアグラム論[仮題]』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 『Die Mneme als erhaltendes Prinzip im Wechsel des organischen Geschehens』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    Richard W. Semon (1904年刊行,W. Engelmann, Leipzig → Internet Archive [1920, fifth edition]) カール・G・ユングの『赤の書』やかの『ヴォイニッチ写』は,図像そのものが直接的衝撃力をもつので身構える余裕がある.一方,いま読んでいるアビ・ヴァールブルクの『ムネモシュネ・アトラス』は,複数の図像群の ars combinatoria で仕掛けてくるので“側面攻撃”のダメージが大きい.先日,慶應の高桑さんとも話をしたのだが,リヒアルト・ゼーモンの「ムネーメ(記憶)理論」がヴァールブルクにどのような影響を与えたのかについては,伝記作者のエルンスト・ゴンプリッチ以来の解釈が現在まで踏襲されているらしい.ゼーモンは現在では「ミーム論」のルーツとしての「ムネーメ論」の提唱者として知られている.たとえば,ディヴィッド・ハ

    『Die Mneme als erhaltendes Prinzip im Wechsel des organischen Geschehens』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    須藤靖・伊勢田哲治 (2013年6月30日刊行,河出書房新社[河出ブックス・057],東京,301 pp., 体価格1,500円,ISBN:978-4-309-62457-0 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2013 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 科学と科学哲学との重層的すれちがい いささか口の悪い悪童(=物理学者)と達人の尊師(=科学哲学者)が重層的にすれちがう.全編を通じて科学者と科学哲学者との長い「対話」が続くのだが,相対しつつも目線がちがう方向を向いていて,なお言葉が絡みあうフシギな流れが楽しめる.科学者と科学哲学者が「いかに対話できるか」ではなく,「いかにすれちがえるか」が実感できる. おそらく「科学」というグローバルな総称ではひとくくりにできないほど,個々のローカルな「科学」および「科学者」のバックグラ

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