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ブックマーク / www.circam.jp (2)

  • 第23回 ペッタッツォーニ宗教史学と近代イタリア | 宗教情報センター

    ​「イタリアに宗教学があるのですか?」、「ペッタッツォーニという人は何をした人ですか?」という質問をよく受けます。学生からだけではなく研究者からも。至極当然な疑問だと思います。わたしはいつも、やや誇張を込めてこう申し上げています。「宗教学宗教史学というのは人文学発祥の地であるイタリアの学問です。そして、宗教学者とはペッタッツォーニのことです」と1。 宗教史学講座開設までの流れ 宗教学宗教史学は「他者」(それも自己にまったく関係がない「他者」ではなく、かかわらなければならない「他者」)にたいする視線が学という形をとっていく19世紀に興った新しい学問です。「宗教」について考えるときに、「自己の信仰」ではなく「他者の信仰」を対象とすること。この点に着目すると、神学と宗教学宗教史学との差異がみえてきます。もちろん、どちらの学問も重要です。 1870年代以降、スイス、アメリカ、オランダ、北欧三国など

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  • 「死後の世界」(1) 現代日本のトレンドと報道 | 宗教情報センター

    宗教情報センターの研究員の研究活動の成果や副産物の一部を、研究レポートの形で公開します。 不定期に掲載されます。 藤山みどり(宗教情報センター研究員) 2002年ごろに死者の話をすると眉を顰められたが、数年を経たのち変わり、特に東日大震災の後は受け入れられるようになったと、末木文美士・国際日文化研究センター教授はいう。その要因として、震災の影響のほかに、①死を身近に考えざるを得ない高齢者の増加、②葬儀を行ってきた仏教の危機、③家墓の在り方の否定、の3つを挙げている[1]。 報道を見ていても「死後の世界」や「死者」に関する話題が多くなっているようだ。そこで、遡って宗教記事データベースを見ながら、現代日における「死後の世界」のトレンドの変化と「死後の世界」観の変化を辿っていく。 一.「死後の世界」のトレンドと報道 まず、「死」の学術研究の嚆矢とされるE・キューブラー・ロスの『死ぬ瞬間』の

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