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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/mit_sloan (89)

  • エンジニア向けオススメ英語ブログ - My Life After MIT Sloan

    先週書いた3Gの記事で、私が読んでるブログのひとつFakesteveを紹介したが、他にも定期的に読んでいる技術英語ブログがいくつかある。 もしかしたら技術系の方が英語を勉強する際の参考になるかもしれない、と思い、ご紹介します。 ■The Secret Diary of Steve Jobs (またはFake Steve) まずは既に出したfakesteveから。 シリコンバレーのエンジニアに人気のブログなので、日でも知ってる人も多いかも。 タイトルは「スティーブ・ジョブズの秘密の日記」だけど、ドメインがfakesteveであることから分かるように、ニセモノが書いてるブログだ。 ニセモノとはいえ、毒舌にユーモアが効いててとても面白いし、結構インサイトあること言ってるので 「一体誰が書いてるのか?」というのが長らく謎だった。 で、結構多くの人が、Fakesteveの正体は誰だ?と正体探しを

  • 何か大きなことを成し遂げるときに、最初にやること - My Life After MIT Sloan

    私が今書いてる修士論文を書き始めたときに、指導教官がした話が面白かったので書いてみる。 ビジネススクールは、卒業時に論文を書くのは前提ではないので、自分で指導教官を選んで、概要を書いて持っていき、指導教官となることをお願いする。 私は、修士論文の内容を元にを書きたい、と常々思っていたので、そのの構想を章立てにして、細かく概要を書いて持っていった。 分かっていた反応ではあったが、先生の反応は「これは多すぎる」というものだった。 「これが博士論文であれば、私はこれほど素晴らしい概要は無い、と言うだろう。 でも短期間で書き上げる修士論文としては、あまりに壮大すぎる。」 (そして、この内容なら素晴らしい博士論文が書けるから、と博士課程に進むことを強く勧められた) 私は、「多すぎるのは分かっている。実はこういう内容のを近い将来書きたいと考えているのだ。 そう考えたとき、私は修士論文では何をすべ

  • アップルが電子書籍で最初に教科書を狙う理由 - My Life After MIT Sloan

    昨日に引き続いて、電子書籍ネタで、ちょっと軽めの記事を。 アップルが、米国時間の明日発表するタブレットの新製品(電子書籍として使えるやつ)で、 米国の教科書会社のMcGraw-Hillと提携することが明かされた。 業界の噂では、米国のもうひとつの大きな教科書会社であるOberlinも参入するのでは、と言うことになってるらしい。 要するに、教科書を電子書籍の起爆剤に使おうとしているわけだ。 このニュースを聞いて、賢いなあと思った。 米国において、教科書はニッチだけど、ある一定数以上のユーザ数を獲得という意味では有効かもしれない。 電子書籍デバイスのようなプラットフォームを普及させる場合、昨日書いたとおり、コンテンツもなければ成功しない。 でも、良質なコンテンツなんて出版社じゃないアップルやアマゾンが手に入れ続けるのは難しい。 じゃあどうするか、ということで出てくるのが、来ニーズがあるはずな

  • 最もリベラルな州が、医療保険改革を遅らせた理由 - My Life After MIT Sloan

    昨日は私が住んでるマサチューセッツ州では、上院の補欠選挙があった。 地元のニューステレビなど一日中そればっかり。 週末くらいから懸念されていたが、皆さんご存知の通り共和党のスコット・ブラウン氏が勝ってしまった。 日でも報じられてる通り、オバマ政権最大の焦点・医療保険改革が大きな壁にぶつかった。 今回の補欠選挙は、昨年無くなったEdward (Ted) Kennedy氏の議席を埋めるものだ。 Ted Kennedyは、ケネディ大統領の末弟で、民主党の重鎮で米国のリベラル派の代表格だった。 元大統領の弟だから、という理由ではなく、47年の上院議員の間、公民権からイラク戦争反対に至るまで常に大義を貫く人だったため、人々に尊敬されていた。 そんな彼はオバマ大統領の就任の日に倒れて、以来ボストンの上空に何度もヘリコプターが飛んだ。 あれは入院しているTed Kennedyをオバマ大統領が尋ねるため

  • 「英単語をただ覚える」という筋トレがつらい方へ - My Life After MIT Sloan

    時差ぼけ格闘中。 自分の生活を自分でコントロールする学生生活では、ホントに直すのが大変・・・ と言うわけで、今日も小難しくない記事をアップ。 先週書いた「英文を読むのが苦痛の人はまずは単語力を身につけよう」という記事が大ヒット。 やはり皆さんも苦労されてるんですね、英語。 今回は、前記事の補足で、「英単語を覚えるのが大事なのは分かるだけど、出来ないんだよ!」という人向けに、コツなどを補足。 英語力はとにかく大量の英語を読む・聞くでしか身につかないと私は思ってます。 で、そのとき単語も分からず、意味が分からないまま読み・聞き続けるのは効率悪いし、とてもつらい。 だから、まずは語彙力を身につけるのが大切。 語彙力を身につけると、驚くほどすらすら読めるようになって、世界が変わる。 私の経験談を書くと、10年前、大学生だった頃、TIMEを購読していたのだが、挫折した。 辞書片手に頑張って読んで、難

  • 日本にプロの経営者プールを作る必要性 - My Life After MIT Sloan

    稲盛和夫氏が新生JALの会長に就任する、という話を聞いて、わたしが最初に思ったのは、 「結局、稲盛さんを引っ張ってくるしかないんだなあ。」 ということだった。 稲盛和夫氏は、日を代表する素晴らしい経営者の一人で、そこに何の不満があるわけではないが、もうすぐ御年78歳だ。 もちろん高齢でもご活躍なのは素晴らしいが、流石に引っ張りだしすぎじゃないか? もっと若くて有能な経営のプロは他にいないのか?と思った。 けれど、今回のJALの再建のような難しい案件を引き受けられる能力があり、 この組織で人心掌握できるほどの年齢(60歳以上はマストだろう)と知名度がある人材が、 結局、稲盛さんしかいなかった、ということなのだろう。 今回は、まあいい。 しかし、この不況がいつまで続くのか分からないけど、 今後もこのような大規模な破綻or経営不振→再建話が増えていくことは十分に考えられる。 その際、先週議論に

  • 英文を読むのが苦痛な人はまずは単語力を身につけよう - My Life After MIT Sloan

    今日は趣向を変えて英語学習について。 何故なら、今日は私が留学を決意して英語の勉強を始めた日だから(笑)。 英語学習の基礎筋力として、単語力は重要って話です。 1. 英文を読むのが苦痛な人は、まずは自分の単語力を疑ってみよう 英語学習に一番役に立つのは、とにかく大量の英語をインプットすることだ。 英字新聞、英語などとにかく英文を大量に読む。 Podcast英語ニュースなどとにかく聞く。 これは正しいのだが、ボキャブラリーが不十分な状態でこれをやるとかなりの苦行である。 英文を読むときは「辞書など調べず、文中から意味を推測しろ」と誰もが言うし、私も今までのエントリでそう書いてきた。 でも、これはある程度単語力がある場合の話である。 もしあなたが今勉強してる英文を読んでいて(例えば試験向けの読解問題集、英字新聞) 一文に一語以上知らない単語が出てくるようであれば、その文章を読むには明らか

  • 金融破綻を招いた米系金融機関が反省無く儲かってる件 - My Life After MIT Sloan

    の新聞などに載り始めたので、そろそろ書いても良いだろう。 (追記:コメント欄で指摘されましたが、↑イミフメイでしたね(笑) 10月頃、MITの経済関係の教授たちと話したことがきっかけで書き始めた記事を、書き直したもので、自分的にはそろそろ、とか思っていただけでした。) 2009年下半期は、米系金融機関がありえないほど儲かった様子。 「回復」どころじゃない、歴史的な儲け。 昨年末の米系投資銀行の多くが、またボーナス数千万とかいっちゃったことでしょう。 一方で家も無く年を越す人がたくさんいるのにね。 別に彼等が儲けること自体が問題なのではない。 もっとも、世界に貢献するイノベーションも大して生み出すわけでなく、それどころか世界経済を破綻させたくせに一番儲かってる、というのは、感情的にはあったまくるけどね。 問題は、金融破たんを生み出した現在の(主に米系の)金融機関の体制に対し、規制するどこ

  • どの事業に参入すべきかを超簡単に見極める方法 - My Life After MIT Sloan

    とか言って、ハウ・ツーみたいで恐縮です。 新規事業の策定の際は、いろんな方法で、どの事業に参入すべきか、というのを検討するのが常。 世の中にいろんなフレームワークもある。 その方法のひとつが、Sカーブの概念を使うこと。 私のいるコンサル会社はSカーブが昔から大好きで、80年代にはまで出しちゃってるくらいだから、私もSカーブ自体はかなり使ってきた。 けれど、これだけを使って新規事業への参入の可否を判断するってことはなかった。 ところが90年代にかなり研究が進み、Sカーブだけで判断することに、学問的な裏づけがされるようになってきた。 私の指導教官のUtterback先生の功績のひとつもこれ。 ということが、Sloanでイノベーションの勉強をし始めてわかってきたので、今日はそのことを書こうかな、と。 Sカーブとは、製品やサービスのパフォーマンス(記憶容量、とか、CPUの速さ、とか、便利さ、と

    どの事業に参入すべきかを超簡単に見極める方法 - My Life After MIT Sloan