北朝鮮砲撃:韓国軍、ロケット砲の移動知りながら対応できず 23日午前に移動状況を把握 北朝鮮砲撃 北朝鮮軍は23日の延坪島砲撃に先立ち、同日第4軍団に所属する122ミリロケット砲(多連装ロケット砲)1個大隊を黄海道カンリョン郡のケモリ基地に移動・配備し、射撃準備訓練を行っていたことが25日、分かった。韓国軍当局は北朝鮮軍のこうした動きを事前にキャッチしていながら、北朝鮮の第1次砲撃に対応する際、ケモリ基地ではなく、茂島地域の海岸砲基地の攻撃に重点を置いていたことが明らかになり、こうした兆候をキャッチする韓国軍のシステムなどに問題があるとの指摘が上がっている。 軍消息筋によると、北朝鮮軍は砲撃当日の23日、122ミリロケット砲1個大隊(18門)をケモリ基地に配備していたことが分かったという。 この消息筋は「北朝鮮軍は砲撃の数時間前に当たる午前、ロケット砲1個中隊(6門)を展開させ、午後に2個