創刊当時より、ほぼ日刊イトイ新聞にいろんなかたちで関わってくださった岩田聡さんが、7月11日、永眠されました。岩田さんがご登場くださったたくさんのコンテンツを、いま、読みたい方も多いかと思いますので、代表的なものをまとめました。ご冥福をおいのりいたします。
2010年の暮れ、 ボストンを訪れた糸井重里は、 チャールズリバー沿いに建つ 理系の最高峰といえる大学、 マサチューセッツ工科大学 (Massachusetts Institute of Technology 通称MIT=エムアイティー) のメディアラボを訪れました。 MITメディアラボは、 情報技術研究の先端を走る研究所です。 そこでは、さまざまなプロジェクトが 進行しています。 「人間とテクノロジーの協調と交流」 「人によりよい未来をもたらすための テクノロジーデザイン」 こうしたミッションを中心に 多くの研究が、興味深いアプローチで くり広げられています。 なかでも、石井裕先生の研究は、 形のない情報を 実体感あるインターフェースにしてみせ、 人間とコンピュータの距離を 縮めようとしています。 さらには、あたらしい芸術活動や コミュニケーションの形態を 生み出していく──そういうこと
・「散歩」というのは、人間の歴史のなかでも、 ある時代に新しく生まれた文化だろうと思います。 たぶん、ある時代まで「散歩」なんてなかったでしょう。 目的も順路も決まってなくて、あちこち見ながら歩く。 これは、なかなか高度な文化であるような気がします。 理由があって、目的地があって、そこに向けて歩く。 それが、たぶん歩くことの基本なのだろうと思います。 しかし「散歩」には目的地はいらないし、 そこまではやく到着する必要などもない。 目的に対しての「途中」こそが「散歩」ですよね。 考えてみると「旅」というものにも、 目的地やそこに行く目的があるかもしれませんが、 ほんとは、その「途中」の時間を「旅」と名付けて たのしんでいる文化なのではないでしょうか。 これについては、それほど簡単には言えませんが、 「恋愛」というのも「途中」の文化のような気がします。 「旅」なんかと同じように「目的」もあるか
みなさん、こんにちは。 いま、任天堂のホームページで、 宮本茂さんと糸井重里の 読み応えある対談記事が 掲載されているってご存じですか? まだ読まれていないなら、 ぜひとも、一読をおすすめします。 この対談は、 『スーパーマリオブラザーズ』発売25周年を記念した キャンペーンの一環として企画されたもので、 企画者は、「ほぼ日」にも何度かご登場いただいている 任天堂社長の岩田聡さんご本人。 岩田さんは、これまでにも任天堂のホームページで、 「社長が訊く」という、 社長が開発者にインタビューする ユニークなコンテンツを企画されています。 今回の宮本茂さんとの対談も、 当初は岩田さんご自身が インタビューすることを考えたそうですが、 過去の「社長が訊く」シリーズにおいて、 岩田さんはすでに何度も宮本さんに お話をうかがっている‥‥。 というわけで、今回、 マリオの産みの親である宮本茂さんのお相手
そうですね。 糸井さんと梅田さんが 会ったことがないというので、 一度会っておいたほうがいいんじゃないですかと。 まぁ、それだけのことなんですよね。
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