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ブックマーク / no-windfarm.asablo.jp (4)

  • 日本に巨大風車はいらない

    『原発事故──その時あなたはどうするか!?』(日科学者会議福岡支部核問題研究委員会・編、1989年、合同出版)というがあります。絶版ですので、正確には「ありました」というべきでしょう。 版元などのご協力により、内容は現在ネット上で誰でも読めるようになっています。⇒こちら 執筆・編纂したのは、森茂康九州大学名誉教授をはじめ、九州大学、九州工業大学、佐賀大学などの7人。 20年以上昔に書かれたものですが、現在福島第一原発で起きている原発災害にそのままあてはまる内容です。今読むと、なぜこうした真摯な警告を生かせなかったのかと、改めて残念に思います。 //原子力発電所に事故が起きて放射能が漏れるような事態になったとき、国および地方自治体(知事や市町村長)には住民を被害から守る責任があります// ……という書き出しで始まるこのは、「原発事故が起きたらどうすべきか」「原発事故とはどのようなものか

  • 南伊豆風車紀行(2): 日本に巨大風車はいらない

    幸か不幸か、この日はほとんどの風車が回っていませんでしたが、近隣の人たちの声を聞いたり、変わってしまった風景を見るために、南伊豆町の中を回りました。 海沿いの道に出た途端、こんな光景が車の前に現れます。↑↓ これを「観光資源」と考える人がいるとは…… 大瀬漁港から見た風景 …………きれいに………… 「冗談みたいな景色だよね」と、港にいた人がつぶやいていた ……近い…… 山から山へと渡る送電線。これだけでも十分不愉快な景色 この集落は背後に風車群を抱え込む形に 軽自動車がぎりぎり通れるような細い道の両脇に家が建ち並ぶ 風景を見ているだけでなんだかめまいがしてきた 風車を眼前に、「子供たちのことをなぜ考えないのか!」と嘆く住民 この集落に住むひとりは、かつて産廃処分場問題で苦労されたそうで、ここに引っ越してきたとき「これだけ道が細ければトラックも通れない。ここなら産廃も来ないだろう」と考えたそ

  • 南伊豆風車紀行(3): 日本に巨大風車はいらない

    石廊崎の先端を回って、中木という集落に向かってみました。 途中の海岸沿いの道(県道16号)では、海からの風の強さをよく示す、こんな風景に出くわします。 シュロの木?が、全部山側に曲がっていますね。この風を受けて風車が回るとき、住民の苦しみも上昇するわけです。 奥石廊崎から見た風車群 自然の宝庫 という文句が悲しい 南伊豆町はかけがえのない宝物を 自らの手で簡単に壊してしまった 三坂漁港からの風景 この風景はやはり狂っているとしか思えません。 壊れた風車を修理に来たドイツの技師が、日での風車の建て方を見て唖然としていたという話を思い出しました。ヨーロッパでは、こんな場所(住居が近隣にある山間の地)に風車を建てるなんて、絶対にありえないことだと。 要するに、とんでもない勘違いをしているのですね。 かつて、台所用の液体合成洗剤が発売されたとき、それでせっせと野菜や果物を洗っている家がいっぱいあ

  • 巨大風車による環境破壊: 日本に巨大風車はいらない

    武田恵世氏の『風力発電の不都合な真実 風力発電は当に環境に優しいのか?』(アットワークス刊)を先ほど読了しました。 多くの日人同様、著者も当初は「風力発電は、石油などの化石燃料を使わないので排気ガスを出さず、CO2を排出しない環境に優しい自然エネルギーだ」と信じ、大きな期待を抱き、出資しようと思っていたひとりでした。しかし、目の前で展開される事業のあまりの杜撰さ、でたらめぶりに疑問を抱き、ひとつひとつ「当のところはどうなっているのか」と調べていきます。 そうして11年かけて調査し、検討した結果「現状では風力発電は決して推進してはならない」という結論に達し、書を書くまでに至った、ということがまえがきに書かれています。 風力発電に期待を抱いている人には、前半だけでも読んでいただきたいと切にお願いしたいのです。 スマートグリッド、NAS電池、揚水発電所との併用の話も紹介しています。ヨーロ

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