第38回 IT勉強宴会in大阪は「中小企業の社長は何を考えているか」というテーマでした。簡単に言うと「なんぼもうかりますねん?」と常に資金繰りを考えていると理解しました。 お話の中で気になったのは、粗利益の考え方です。労務費を含めた粗利益を中小企業の社長さんに説明すると、労務費を入れると作業をしない人が出ると言われたそうです。 プロジェクトに最適化すると労務費を少なくしようとして、余っている人を有効に使おうとしないと言う事なのでしょう。ソフトウェア開発では労務費がほとんどを占めますので粗々(大まかな粗利)と言えども考えにくいですが、同時に稼働率を管理する事を考えると、その主旨は理解できます。 この労務費の扱いを聞いて思い出したのはアメーバ経営です。アメーバ経営ではGQMのようにゴールからメトリクスを決めます。 アメーバ経営では付加価値を示す時間あたりの採算(人件費を含まない)を用いて、「売