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ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (6)

  • 僕と妻の結論 - Everything You’ve Ever Dreamed

    母との同居に疲れ、実家に帰っていたが1週間ぶりに帰ってきた。その夜。 「息苦しさに耐えられないの」とは言う。このセリフを何度聞いただろう。「これというはっきりとした理由はないけれど」マグカップをテーブルに置いて一呼吸してからは付け加える。「理由がわからないのは悔しいですー」。 甘党のがブラックコーヒーを飲んでいる。と母。嫁と姑、同居。気の使い合いという戦争。言葉が続かない。重苦しい。僕は彼女のマグカップの内側に薄くついた黒いラインをあてもなく見ていた。どれだけ時間がながれただろう、結婚したときにニトリで買ったワードロープにぶら下がりながらは「やっぱり出ていくしかないよー」と言う。「僕も出る。二人で部屋を探そう」と言うと「ブーッ!君今大事なことを反射的に答えたでしょー、そういうの地味にキズつきますうー」と僕の言葉を遮ったの手にはコスプレ用の槍が握られている。穂先が今にも僕の左胸

    僕と妻の結論 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 妻が出ていった。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    が家を出て一週間が過ぎた。理由は姑とのトラブルと推測されるが、検証と気持ちの整理のために日記という体裁でここにまとめておこうと思う。正直いって理由がわからず、不安でたまらず、若干改善が見られていたEDに影響が出かねないので、先達のご意見やご指導を頂戴できれば幸いである。 にとって母との同居は想像以上にストレスフルであったようである。は僕と2人でいるとき時々「楽しいけど息苦しいときもあるよー」と息苦しさの原因を明かさずに漏らしていた。原因が母にあることは想像にかたくない。否、母以外に考えられない。母の無言の重圧。それに尽きると僕は思っている。 たとえば家事。が家を出る直前の我が家の主な家事、炊事、洗濯、掃除を平日は母、休日はが担当していた。母は時折「休みの日にシノちゃんが家事をやってくれて助かるわ」と言い、は「オカーサマが仕切ってる台所や洗濯機を使わせていただき恐縮ですー」と言う

    妻が出ていった。 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 上司の言葉をまとめてみたよ。夏コレクション

    上司の言葉をまとめてみました。今回は仕事にも使える言い回しが多いと思う。混迷の時代を生き抜くヒントにしてもらえたら嬉しい。 ■デキル男篇 「責任を取るためにお前ら部下がいるんだろう?」 ※失注の際、敗軍の将の弁。 「こんなろくでもない、危険で、希望の持てない時代です…せめて私だけでも…後の奴らのために…若い芽を摘み取ってやりたいですよ」 ※澄んだ目で、クライアントに。 「企画開発部隊が血を吐いて生み出した商品を…出来るだけ安く叩き売ること、在庫にしないことが俺たち営業の使命だっ」 ※営業会議での演説にて 「売れたときは営業の手柄。売れないときも企画開発の責任!」 ※同上。 「請求書の数字、キリが悪いんで切り上げた数字で出しましたよ〜おたくもウチも処理しやすいし、儲かりますから…一石三鳥ですわ…」 ※請求書クレームに対して。 「弊社が御社に売るのは気持ちのよさです。春の陽射しのような人肌のよ

    上司の言葉をまとめてみたよ。夏コレクション
  • 自殺した父について今、僕が思うこと - Everything You’ve Ever Dreamed

    北鎌倉にあるお寺へ墓参りに行った。と母と一緒に。父が死んで二十年。前日の台風が残していった風にあおられて線香に火をつけるのに苦戦しながら、この煙で燻され、ゾンビ化した父が墓から這い出てきたら…というどうでもいいことに想像力を浪費していると、家族連れだろうか、イーチ、ニー、サーンとどこからか子供たちの声。その声は僕に父との風呂を思い出させた。 父は僕と弟を湯船につからせるとゆっくり百まで数えさせた。父の風呂は当に、当にあつかった。僕らは大人の熱さに、数えるのを速めたり、数字を飛ばしたり、胸までお湯から出したりして対抗した。そのあとには恐怖の「10やりなおし」がいつも飛んできて、僕らが湯船から出るときには百をゆうに越える数を数えさせられていてゆでダコのように赤くなっていた。二匹のゆでダコの指先はふやけてしまっていて僕ははやく大人になって一人で風呂にはいる権利がほしいとそのふにゃふにゃの指

    自殺した父について今、僕が思うこと - Everything You’ve Ever Dreamed
  • このエントリが3000ブクマいったら嫁さんのけしからんオッパイをアップします。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    iaskell
    iaskell 2011/09/02
    無言ブクマが淡々と積み上がる光景を想像したがそうでもなかった
  • 昇進しました。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    日十一月一日付で昇進した。 我社は大人の事情でほぼ全員が管理職。役職付。ノー残業、代。営業部だけでも、部長、次長×二名、副部長、部長代理、部長補佐、室長、課長×四名と、「長」の付く人間が、11人いる。そのため部長〜課長間の人類の序列が曖昧、不可解、奇々怪々になり混乱、九人の給与(年俸)が変わらないことがその混乱に拍車をかけ、業務に支障が出はじめていた。 そんな営業部の現状を嘆いた社長が大英断を下した。人事制度を刷新して、部長以下の人間を全員課長とし(注/大人の事情でこの人事は行われなかった)、営業部をとりまとめる新リーダーとして営業二課、僕自身とぷーやん(事務パート/50代女性)計二名を立派にまとめあげていた僕を抜擢したのだ。 先週末に社長に呼び出されその構想を打ち明けられた。社長室にはいるや否や「命拾いしたな」と言われた。「命拾いしたな」は社長の口癖。社員はただ、はい、助かりました、と

    昇進しました。 - Everything You’ve Ever Dreamed
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