ベリリウム(新ラテン語: beryllium[1], 英: beryllium [bəˈrɪliəm])は、原子番号4の元素である。元素記号はBe。原子量は9.01218。第2族元素のひとつ。 名称[編集] ヴォークラン 緑柱石 1798年にルイ=ニコラ・ヴォークランが「グルキニウム(旧元素記号Gl、glucinium)」と名づけた。語源のglykysは、ギリシア語で「甘さ」という言葉を意味する。これは、ベリリウム化合物が甘みを持つことに由来している[2]。 1828年には、マルティン・ハインリヒ・クラプロートが「ベリリウム」と命名した。この名前は緑柱石(beryl、ギリシア語で beryllos)に由来している[3][4]。 歴史[編集] 初期の分析において緑柱石とエメラルドは常に類似した成分が検出されており、この物質はケイ酸アルミニウムであると誤って結論づけられていた。鉱物学者であった
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