ゴミ屋敷に1人暮らし、モノ盗られ妄想、セクハラ……。介護の現場に携わる人々は、日々、どのような高齢者を介護しているのだろうか――。 2000年、介護保険制度が施行されてから13年が過ぎようとしている。制度施行当初には、多くの混乱もあったが、現在では、何度かの改正を重ねて、制度自体は定着したようだ。 しかし、未だに介護業界は、慢性的に人手不足であり、3K(きつい、汚い、臭い)といった職場環境のイメージが払拭されていない。実際に介護の現場に携わる人々は、日々、どのような高齢者を介護しているのだろうか。 時折、テレビなどのニュースを賑わすのが、「片づけられない症候群」の高齢者だ。いわゆる「ゴミ屋敷」と化した一軒家に住む高齢者も珍しくない。ある介護ヘルパーは語る。 「一軒家に1人暮らしの男性なのですが、近所から市役所に苦情が出るほどの『ゴミ屋敷』として有名でした。その方は、息子さんが自殺され、奥さ
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