前回「Javaの世界、イメージできる?」では、Javaの学習をスタートするための助走という意味合いで、Javaの世界とJavaプログラミングの開発手順を紹介しました。今回はプログラミング技法の側面を掘り下げて、Javaプログラミングの中核である「オブジェクト指向」を見ていきましょう。 Javaの基本的な技術が身に付いたところで必ず乗り越えなければならない「Javaの壁」があるとすれば、それがオブジェクト指向です(本稿では基本的な言語仕様に関する詳細は紹介しませんので、ぜひ十分に独習をしていただきたいと思います)。 オブジェクト指向は非常に奥が深い概念ですので、一朝一夕に理解できるものではありません。ここでは、Javaプログラミング学習におけるオブジェクト指向の理解を促進することを目標として、ベースになる知識を押さえていきます。 オブジェクト指向とは 前回のプログラムを振り返る オブジェクト
Javaとオブジェクト指向の関係 前回「オブジェクト指向、本当に分かってる?」では、Javaを学習するうえで避けては通れない概念、「オブジェクト指向」について解説しました。開発にオブジェクト指向を採用するメリットが垣間見られたと思います。 最後にはJavaの言語仕様を用い、自動販売機オブジェクトとその利用者との関係をシミュレートしました。 前回までの流れを図で確認します(図1)。 図1 自動販売機オブジェクトとその利用者(※(3)で使用しているのは、UML[Unified Modeling Language]の表記法によるクラスの表現です) クラスを抽象的に定義することによって、性質の異なる類似のオブジェクト(ジュースの自動販売機、タバコの自動販売機など)を効率よく生成できることが、オブジェクト指向のメリットの1つであると紹介しました。 前回、実際にUser1(利用者1)クラスとVendi
人間関係でトラブったとき、あなたはどんな手段でコミュニケーションを取っていますか?(2024年9月18日)
人間関係でトラブったとき、あなたはどんな手段でコミュニケーションを取っていますか?(2024年9月18日)
常に不安と危機感を抱えて働くエンジニア。日常の危機感や働き方に関する意識は、4年前と比べてどう変化しているだろうか。アンケート結果から見えてくるエンジニアの姿とは。 ■4年前と比較して不安は減少 @IT自分戦略研究所とJOB@ITが2006年春に行った読者調査によると、エンジニアが将来に対して抱く不安/危機感は4年前に比べて減少していることが分かった(2002年夏に@IT自分戦略研究所が実施した読者調査結果との比較による)。 両調査の回答者の年代分布と職種はおおよそ共通している。平均年齢は2002年実施分が30.6歳、2006年実施分が32.8歳であり、20代後半から30代前半が半数以上を占める。職種はシステム開発やITコンサルタントなど、何らかの形でシステムに携わるものがほとんどだ。 「あなたはエンジニアという仕事を続けていくうえで、将来的な不安/危機感を感じることがありますか?」という
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く