資産運用の重要性がさまざまな形で叫ばれる中、その入口には数多くのハードルがある。運用口座の開設にマイナンバーの提示が必要であったり、ある程度の資金が必要だったりすることが、特に若年層にとっての障害だ。 そんななか、ポイントを使って擬似的に投資を行えるポイント投資が人気だ。ドコモはdポイントを使った「ポイント投資」を約1年前の5月16日に開始。利用者数は50万人を超えた。 「だいぶ調子がいい。事業計画の目標よりかなり上振れている」と、ドコモのスマートライフビジネス本部金融ビジネス推進部FinTech推進室の鈴木貴久彦FinTech担当部長は話す。 1人あたり平均で1500ポイントを投資しており、これは実際のお金を運用するロボアドバイザーサービスに比べるとかなり少額だ。「まずはdポイントを使って投資に慣れ親しんでもらう。その点では大成功だと思っている」(ドコモFinTech担当の笠七菜実氏)
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