2020年11月21日のブックマーク (2件)

  • 新規就農者の平均所得は「109万円」。移住熱で注目集める農業参入に3つの壁

    耕作放棄地は1985年の13.5ヘクタールから、2015年には42.3ヘクタールまで拡大している。 撮影:澤田晃宏 新型コロナ感染拡大の影響で「低密」な地方への移住熱が高まっている。 なかでも、農業への関心が高い。筆者自身も半農半X(エックス)の生活を目指し、2020年6月に兵庫県淡路島に移住した。淡路島に決めた理由は、先に農業を始めた友人が暮らしていたことが大きい。 農業収入も得ながら記者活動を続けようと思ったのだが、実際その世界に足を踏み入れてみると、担い手不足と悩む業界のわりに、新規参入のハードルは限りなく高いこともわかった。 いったい、自分だけなのか。新規就農に取り組む人たちの話を聞いた。 農業就業者の7割を60代以上が占め、耕作放棄地は滋賀県の面積とほぼ同じの約40万ヘクタールまで拡大。そんな業界だからこそ、 「まだ30代で、意欲のある自分は好意的に受け入れられると思っていた」

    新規就農者の平均所得は「109万円」。移住熱で注目集める農業参入に3つの壁
    icron
    icron 2020/11/21
    “「新規就農者の就農実態に関する調査」(全国農業会議所・平成28年度)によれば、就農1年目に要した費用の平均は569万円。その内訳は、機械・施設等への費用が411万円、種苗・肥料・燃料等への費用が158万円だ。”
  • 農業で障害者に「働く選択肢を」…大阪・枚方市、東京の事業者と協定

    知的・精神障害者の就労を目的とした企業向け貸農園を運営するエスプールプラス(東京)は、大阪府枚方市と「農福連携による障害者就労の充実に関する協定」を結び、来年夏に同市の藤阪地区に約1万平方メートルの貸農園をオープンさせる計画を明らかにした。関西エリアでは初となり、伏見隆市長は「障害のある人たちの働く場に選択肢が広がる」と期待をかけた。 同社によると、長期借地する土地にビニールハウスなどを整備して運営し、企業に区分貸しする。各企業が雇用する障害者は、手入れのしやすい養液栽培でトマトやナス、ハクサイなどをつくり、各社内で配るなど福利厚生に生かしてもらう。障害者は週5日(30時間)の就労で最低賃金が保障されるため、月十数万円の収入が見込まれる。 枚方市では障害者75人、作業を支援する高齢者ら25人の雇用創出を目指す。 障害者雇用促進法では、来年3月から民間企業の障害者の法定雇用率が2・2%から2

    農業で障害者に「働く選択肢を」…大阪・枚方市、東京の事業者と協定
    icron
    icron 2020/11/21
    “障害者の一般企業への就職は5%にとどまっており、身体障害者が中心になる。知的・精神障害者の就職は壁が高く、経済的な自立が大きな課題となっているという。”