横浜「ラ系」宣言 三谷徹×石川初 対談 @北仲スクール 「都市と庭」というタイトルで講演を始めた三谷徹氏は千葉大でランドスケープを専門とする教授である一方で,建築家,槇文彦氏などとランドスケープと建築をつくるランドスケープアーキテクトである. 氏はJ.B.ジャクソンの「家、道、庭」が都市を構成するという主旨のテキストから今,ガーデンを忘れがちなのではないかと提起する.その中でも,都市を構成する神殿的空間,つまりパブリックにランドスケ―プが偏っているのではないかいと. 19世紀オルムステッドが「ランドスケープ」という言葉をつくり,ランドスケープアーキテクトとガーデナーとを区別したのが近代であるが,現代のランドスケープアーキテクトも庭がつくれないとだめなのではないかと言い,都市と大きな庭を歴史的に考察していく. イタリア,ルネサンス式庭園のヴィラ・ランデラからは庭は都市のなかの結節点として捉え