戦後政治史の一舞台としても知られた神奈川県大磯町の旧吉田茂邸が全焼した22日の火災。県内では、昨年5月から、重要文化財などの歴史的建造物が焼失する火災が相次いでいる。いずれも原因は判明していないが、放火が疑われるケースもあり、建物を管理する自治体などは警備態勢の見直しなど、対応に追われている。 昨年5月12日、藤沢市の洋館「旧モーガン邸」が放火とみられる火災で、木造2階建て約280平方メートルの大部分を焼失。その後、修復工事が進められていたが、今年1月2日に再び出火し、ほぼ全焼した。 旧モーガン邸は米国人建築家、J・H・モーガンが昭和6年に自宅として建造。歴史的建造物として、市民団体などが保存運動を行っていた。 また、3月15日には、国の重要文化財に指定されている横浜市戸塚区の「旧住友家俣野別邸」で火災が発生。木造2階建て約650平方メートルと敷地内の工事用プレハブ2棟が全焼した。 俣野別
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