2022年明けましておめでとうございます。 千年を単位とする長期的に持続しうる地域を古代地名などから探し,考究し,顕彰する千年村プロジェクト。2022年はその活動の萌芽段階から10年目にあたります。 学術研究でもある以上,レフェリー付きの学術論文を発表したいと思っていました。ようやく日本建築学会計画系論文集(第87巻 第791号, 221-231,2022年1月)に掲載され,即時J-STAGEにて公開されました。当方,庄子幸佑,鈴木明世三者の共著としましたが,たくさんの学生がインベントリー作りに関わりました。論文全体がダウンロード可能なページは以下のリンクです↓ 〈千年村〉研究その1:平安期文献『和名類聚抄』の記載郷名の比定地研究を用いた〈千年村〉候補地の抽出方法と立地特性に関する研究 千年村という言葉を,学術論文上での使用で認めてもらったことにまずは意義があると思います。どうぞこれからも