「#BCTION」とは、 都市のデッドスペースの新たな価値付けを目標にしたアートプロジェクトです。
世界的建築家の故・黒川紀章氏が設計した山形県寒河江市の市庁舎(同市中央)が、完成から50年近くを迎えた。 老朽化に伴い、市は相次ぐ補修工事や機器の不具合などに頭を悩ませている。特に建築時から使用するボイラー設備が壊れるのは時間の問題だが、市は「デザイン性の高い外観は近現代建築の文化財で損ねられない」として、約1億5000万円をかけ、新たな空調設備を導入する方針を固めた。 市庁舎は1967年に完成。市関係者によると、市内の食品業者の役員と当時新進気鋭の建築家だった黒川氏の間で親交があり、設計を依頼した。1、2階よりも3、4階の床が広く、中は吹き抜け。外はガラス張りという独特なデザインで、完成前から市のシンボルとして期待され、市民から建設に反対の声は挙がらなかったという。 黒川氏の初期の傑作とされる市庁舎は、建築界でも高い評価を得ている。2003年には、近代建築の記録と保存を目的とした国際学術
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