1964年の東京オリンピックで建設された東京・渋谷区にある国立代々木競技場を世界遺産に登録しようと、建築家らが活動を進めていくことになりました。 世界的にも珍しい「吊り屋根方式」と呼ばれる手法で作られ、2本の支柱を結んだワイヤーロープから屋根をつり下げることで、内部に柱を持たない美しい構造が特徴となっています。 前回の東京大会では水泳競技が行われ、2020年の大会では、ハンドボールや車いすラグビーなどの会場となる予定です。 21日都内で開かれた会見には、建築家の槇文彦さんや、新国立競技場を設計した隈研吾さんらが出席し、2020年までに競技場全体を世界文化遺産に登録するよう活動を進めることが説明されました。 今後、シンポジウムなどを開き、文化的価値を広く知ってもらうことにしています。 隈研吾さんは「代々木の体育館は前回の東京オリンピックの時に足を踏み入れ、建築家になろうと決意したほど思い入れ
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