高塚菜月 @ntsktktk 東京創元社編集部。好きなこと:小説全般と森博嗣先生と宝塚歌劇とドラえもんと名探偵コナンとジャンクフード。勤務先とアドレス変わりました。ツイートは個人の見解です。
コロナ禍もあり、家でお酒を飲む機会が増えたという人は多いだろう。そんな家飲みの時間を豊かなものにしてくれるのが、当然ながら美味しい酒だ。 なかでもストレートやロック、水割りにソーダ割りと、様々な飲み方が楽しめるウイスキーは家飲みにぴったり。何本かのお気に入りを常備しておけば、その時々のシチュエーションや気分に合わせて楽しむことができる。 話題のジャパニーズウイスキーをはじめ、最近では様々な国でつくられたウイスキーがリリースされているが、コスパなども考慮したい家飲みには本場のスコッチウイスキーがおすすめ。 ここでは比較的最近にリリースされたスコッチウイスキーのなかから、家飲みにうってつけの3本を紹介する。 ---fadeinPager--- クラフトウイスキーの先駆者 まずは「アラン バレルリザーヴ」。スコットランドの西岸に浮かぶアラン島のロックランザ村で、1995年に稼働を開始したアラン蒸
日本におけるジャズ文化の萌芽 日本のジャズの物語は、音楽とムーブメントについての物語であるとともに、ある国で共有された「気分」についての物語でもある。第二次世界大戦後、より良い未来への大胆なビジョンが、ピアノやドラム、金管楽器の音色となって表現されたのだ。 ジャズは、疑いようもなくアメリカ生まれの芸術様式だ。それはヒップホップと並ぶ、アメリカが文化面で成し遂げた最大の功績といえる。日本では、1920〜1930年代に、アメリカ人のジャズミュージシャンが東京、神戸、大阪のクラブを巡業するなかで、健全なジャズシーンが形成されていった。 しかし歴史的に、日本はあくまで「島国」だった。外界との接触を2世紀以上にわたって厳しく禁じた鎖国政策がついに終わりを迎えたのも、1850年代になってからのことだ。
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