ftpはFTPサーバーに接続し、ファイルをアップロードしたり、アクセス権を変更したりするLinuxコマンドだ。 Webサイトをアップロードする時に使うのが主な用途だろう。 通常はftpクライアントソフトを使ってFTPサーバーの操作を行うことが多いだろう。 しかし、Webアプリなどのシステム的なものは、Linuxコマンドで操作したほうが効率がよいケースもあるので覚えておこう。 ftpコマンドの基本 コマンドの基本動作 使い方は、次のとおりだ。 $ ftp ftpが起動し、ftp用のコマンドにてFTPサーバーが操作できる状態になった。 この状態から実際の操作は行っていく。 また、FTPサーバーを指定することもできる。 書式は次の通りだ。 $ ftp FTPサーバーアドレス 例えば、xxx1.xxx2.xxx3.xxx4のアドレスのFTPサーバーに接続する場合は次の通りだ。 $ FTP xxx1