ウイルス対策製品「Webroot」を使っているすべての人にとって、大変な日となった。 Webrootは米国時間4月24日にマルウェア定義のアップデートをリリースしたが、これをきっかけにソフトウェアが「Windows」のシステムファイルをマルウェアと誤検出し、世界中で膨大な数のマネージドシステムがダウンした。 問題が発生したのは米国東部時間午後で、Webrootはこれらのファイルを誤ってW32.Trojan.Genとして検出し始めた(W32.Trojan.Genは本来、一般的なマルウェアとして知られる)。そのため、OSが有効に機能するために欠かせない重要なシステムファイルが隔離され、Windowsで使用できなくなった。 本記事執筆時点で、Webrootのウェブサイトに公開されている掲示板のスレッドはすでに9ページにもわたって続いているほか、障害の発生はTwitterを見れば明らかだ。 多くの
HajimeはMiraiによく似ているものの、DDoS攻撃を仕掛ける機能はなく、10分ごとに表示するメッセージでは、「善意のハッカー」を名乗っているという。 IoT機器に感染して大規模な分散型サービス妨害(DDoS)を発生させているマルウェア「Mirai」が、「Hajime」と呼ばれる後発のIoTマルウェアとの間で勢力争いを展開しているという。Hajimeは「善意のハッカー」を名乗っているものの、作者の真意は分かっていない。 Miraiは2016年9月に出現し、セキュリティ対策の手薄なIoT機器を踏み台にした史上最大級といわれるDDoS攻撃に利用された。作者の「Anna-senpai」は、その後Miraiのソースコードを公開し、同様の攻撃が相次ぐ原因となっていた。 セキュリティ企業のRapidity Networksは同年10月、やはりIoT機器に感染する新手のマルウェアを発見。Mirai
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