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Wicketとは WicketはApache Software Foundationで開発されている、Webアプリケーション開発用のフレームワークです。フレームワークにもさまざまなものがあり、それぞれ用途が異なります。Wicketの行うことは、ブラウザからのリクエストを受け付け、処理を振り分け、ページを生成してブラウザにレスポンスを返すことです。位置づけとしては、Apache Strutsと同じと考えれば良いでしょう。 Wicketの特徴 Wicketには他の多くのWebフレームワークとは異なる、大きな特徴があります。多くのWebフレームワークが、リクエストからレスポンスまでのフロー(流れ)をどのようにコントロールするか、という方針で作られているのに対して、Wicketは「Webページをページというオブジェクトとして扱い、オブジェクトを組み立てることでアプリケーションを構築する」という考え
3ヶ月間ほど社内案件でWicket(1.3.6)を使用していたので、今後案件で使用される方の参考になればと思い、Wicketを使用してみた際の感想を記載しておきます。ただし、その場しのぎで対応している部分も多々あるため参考程度としてください。 # 実案件で使用させてる方ってどのくらいいるんだろう? ■学習コスト 約1ヶ月ほどかかりました。UIとして表現したいパターンを洗い出してプロトタイプを兼ねながら作成していました。 ■ログイン wicket-auto-roleを使用しました。今回は複雑なユーザ管理は必要ないんで特に問題なかったかな?サインインパネルとしてorg.apache.wicket.authentication.panel.SignInPanelを使用しようと思いましたが、WICKET-2103のとおり問題があるため、流用しながらonSignInSucceededメソッドをカス
Javaウェブフレームワーク「Wicket」の使い方 Apache Software Foundationで開発されているウェブ・アプリケーション・フレームワーク「Wicket」の紹介記事を書きためていくページです。
雑談, Java Seasar Conference 2009 WhiteでWicketのことを話してきました。今回は「あまりコード、コードという客層じゃないのでギーク向けとか考えない方がいいかも」という前情報を得ていたので、日本語ベースでいろいろ話しました。資料は以下のURLに上がってますのでどうぞ。http://event.seasarfoundation.org:80/sc2009white/Session#S3061 演台までプロジェクタのケーブルが伸びなかったのが盲点。なるほどこういうのも想定しとかないとな。個人的には、真ん中付近に立ったほうが話しやすいかなーと思ってるのだけど、あとで人に聞いたらけっこう賛同者がいてよかった。 内容的には、フレームワークがいつまで経っても固定化しないで新しいのが出てくるのは、時代が進んでいてお客さんの要望も(特に日常的にウェブに接することによって
Wicket, Java Wicketの書籍が世に出るのは少し伸びそうです。というのも、先日ここに書いた通りWicket本は次に出るWicket 1.4をベースに書くことに決まっています。技術本の寿命は対象バージョンの寿命分しかないので、1.4が見えている状態ならそりゃあ1.4向けに書くでしょう。その1.4で、いま技術的な大議論が起こっているんですね。 Wicket 1.4は、基本的には1.3にgenerics対応を加えただけのものです。もともとGenerics対応は1.3の次に出る1.4(現在の1.5)で行われることになっていましたが、Generics化するだけでも十分に価値があるのではないかとの投票の結果、1.4は「1.3+Generics」、もともとの1.4は1.5にする、という結論が出ました。 当初1.4対応はそんなに難しくないだろうと予想されていて、数週間でベータリリースなどと言
WebアプリケーションフレームワークWicketが正式リリースされたのは2005年の6月。まもなく1年を迎ようとしている。Wicketは、Webアプリケーションの開発を容易にするため、それまでのフレームワークとは一風変わったアプローチを取っていることで注目された。Wicketの現在の最新版はバージョン1.1.1であり、6月には様々な改良が加えられたWicket 1.2がリリースされる予定になっている。本稿では、そのWicketを使用して簡単なWebアプリケーションを作成する方法を紹介する。 Webアプリケーションフレームワーク いわゆるWebブラウザから操作するWebアプリケーションを開発する場合、いちからすべて作成するということはまずない。まず基本となるWebアプリケーションを決め、実現したい機能から必要になるライブラリをそろえ、それらを組み合わせてシステムの開発をおこなう。 Javaを
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