電子ジャーナル契約料を巡りカリフォルニア大とNatureが火花 カリフォルニア大学(UC)と,総合科学雑誌Nature等を発行しているNature Publishing Group(NPG)が,2011年の電子ジャーナルの契約料を巡って,火花を散らしている。 事の発端は,2010年6月4日に,UCのカリフォルニア電子図書館(CDL)が,CDL事務局長らの名前で,各学部長・教員宛てに送付した書簡にある。この書簡は,UCが購読しているNPG発行の67誌のサイトライセンス料を,2011年から400%値上げしたいと要求するNPGに対し,大学を挙げて抵抗することを求めていた。CDLの試算では,この値上げにより,1誌当たり平均4,465ドルから平均17,479ドルへの負担増,全体で年間100万ドルを超える負担増になるという。UCの教員や研究者たちはこれまで,NPGの雑誌に多数の論文を掲載し,査読や編集
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