国立デジタル図書館開館(韓国) 2009年5月25日,韓国ソウル特別市瑞草区に1億1,600万件のデジタルコンテンツを提供する国立デジタル図書館(CA1641参照)が開館した。“dibrary”(ディブラリー)と名付けられた同館は,物理的な利用者空間である「情報広場」(インフォメーション・コモンズ)と,ウェブ上の「ディブラリーポータル」からなる「ハイブリッド型」図書館である。 「情報広場」と位置づけられている国立デジタル図書館の建物は,国立中央図書館の前庭に建設され,地上3階地下5階,延べ面積3万8,014平方メートル,壁面はガラス張りで,屋上には芝生が敷かれている。 地下1階には,休憩スペースの「デジタルブックカフェ」があり,「知識の道」と名付けられた連絡通路で,隣接する国立中央図書館とつながっている。 地下2階が主要な利用スペースである。「デジタル閲覧室」は252席あり,ディブラリーポ
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