3.まとめ 韓国の文部科学省にあたる教育科学技術部と国家情報化戦略委員会は2011年6月、国家教育政策として「スマート教育推進戦略」を発表しました。スマート教育とは、知識情報社会で必要とされる能力を育てるため、自らの素養と水準にあった教育をいつでもどこでも興味をもって自ら学習することのできる新しい教育体制を指します。この戦略の骨子でもあるデジタル教科書は 2014年から小・中学校で、2015年から高校で全面的に導入される予定で、近い将来、韓国では生徒たちがクラウドから必要なデジタル教科書を選んでいつでもどこでも学習可能となり、授業欠席時にはオンラインで欠席した授業を確認できるなど、教育システムの大変革が起きると予想されています。今回は、このデジタル教科書の全面導入に関するアンケートを韓国の小・中・高校の教員 計99名を対象に実施し、韓国の教育現場の“今”を調査しました。 その結果、回答者の
国立デジタル図書館開館(韓国) 2009年5月25日,韓国ソウル特別市瑞草区に1億1,600万件のデジタルコンテンツを提供する国立デジタル図書館(CA1641参照)が開館した。“dibrary”(ディブラリー)と名付けられた同館は,物理的な利用者空間である「情報広場」(インフォメーション・コモンズ)と,ウェブ上の「ディブラリーポータル」からなる「ハイブリッド型」図書館である。 「情報広場」と位置づけられている国立デジタル図書館の建物は,国立中央図書館の前庭に建設され,地上3階地下5階,延べ面積3万8,014平方メートル,壁面はガラス張りで,屋上には芝生が敷かれている。 地下1階には,休憩スペースの「デジタルブックカフェ」があり,「知識の道」と名付けられた連絡通路で,隣接する国立中央図書館とつながっている。 地下2階が主要な利用スペースである。「デジタル閲覧室」は252席あり,ディブラリーポ
CDNLAO 2010カントリーレポート(1) 中国,韓国 第18回アジア・オセアニア国立図書館長会議(CDNLAO)が2010年4月13日にシンガポールで開催された。この会議は,「アジア・オセアニアの協同に向けて」をテーマにしたもので,議事のほか,各国の国立図書館の動向及び各国内の最新の図書館事情についての報告(カントリーレポート)がなされた。これまでも『カレントアウェアネス-E』では,たびたびこのカントリーレポートについて内容の報告を行ってきたが(E519,E713参照),2010年度も今号から数回に分けてこのカントリーレポートを国別に紹介していきたい。 中国 2009年に開館100周年を迎えた中国国家図書館(NLC)は,国際図書館連盟(IFLA)の国立図書館分科会と共同で,「図書館の国際的発展:グローバルな知識共有の促進」をテーマとするシンポジウムを開催した(E984参照)。NLCに
電子出版産業に活力、政府が年間1万件製作支援へ 【ソウル26日聯合ニュース】政府が2014年までの5年間に総額600億ウォン(約51億2732万円)を投じ、韓国コンテンツ振興院と協力し毎年約1万件の電子書籍製作を支援する。文化体育観光部は26日、こうした内容の「電子出版産業育成案」を策定した。また、電子出版の環境に合わせ関連法の改正も推進する。 電子書籍コンテンツは、重複するコンテンツを除くと現在5~6万件にすぎず、需要に十分に追いつけない状況だ。年間1万件のうち、年間3000件ずつ、計1万5000件は著作権が消滅したコンテンツの電子書籍製作を支援する。韓国著作権委員会の自由利用サイトやアプリケーションストアなどで無料供給する方針だ。 また、韓国電子出版協会の電子書籍共同製作支援センターを活用し、1人出版社や零細出版社の電子書籍製作もサポートする。電子出版統合ソリューションも出版社に提供し
北朝鮮への自衛的先制攻撃の能力整備をふくむ国防計画を韓国が発表したそうです。 国防部は有事時、北朝鮮が核や弾道ミサイルなどの大量破壊兵器を発射する際、その前に打撃できる能力を備えられるよう能力を高める計画を発表した。 国防部は26日に発表した「国防改革2020調整案」で「核、弾道ミサイルなど北朝鮮の非対称的脅威を敵(北朝鮮)地域で最大限遮断・除去するために精密な打撃・迎撃能力を拡充する計画だ」と明らかにした。 国防部「北核・ミサイル発射直前に打撃」 | Joongang Ilbo | 中央日報 日本より韓国の方が北朝鮮の脅威を受けている 韓国は日本以上に、北朝鮮の脅威にさらされています。日本より北朝鮮に距離が近いためです。日本にとって北朝鮮の脅威はノドンなどの中距離弾道ミサイルが中心です。ですが韓国の場合、より短距離のミサイルや大砲など数多い脅威にさらされています。陸上部隊の侵攻が日本より
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