ミクシィは20日、中国市場進出のため中国上海市に100%出資の子会社を設立すると発表した。 中国に設立する子会社は「上海明迅網絡科技有限公司(英名、mixi Shanghai, Inc.)」で、日本では「ミクシィ上海」と呼称する予定。資本金は270万ドル(約3億円)で、ミクシィが100%出資。2008年4~5月までに中国上海市に設立する予定だ。代表者は、ミクシィ代表取締役社長の笠原健治氏が就任する。 ミクシィでは、今回の子会社設立について「海外進出が重要な収益拡大の機会である」とした上で、「インターネット環境および次世代携帯電話の普及によるモバイルインターネットサービスの領域に大きな可能性がある」として中国市場への進出を決定したという。なお、中国市場で提供する具体的なサービス内容や開始時期は未定だ。