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ブックマーク / gothedistance.hatenadiary.jp (10)

  • Javaで「はじめてのプログラミング」を教えるのはキツイと思った話 - GoTheDistance

    2017年4月から人生初めての新人研修講師を務めさせて頂くことになりました。プログラミング入門がテーマです。 先方は昨年までJavaでカリキュラムを組んでいたんですが、JavaをやめてPythonでやらせてもらえないかと提案し快諾頂きました。プログラミングの入門書を書いたから特に感じることなんですけど、Javaはプログラミングの初学者に向いていない言語だと思います。 クラスありきの言語設計 それがJavaの良いところでもあると思いますが、プログラミング自体が初めての方を対象に考えた場合、はじめの一歩として不適切だと感じます。 Hello Worldが重たすぎる お馴染みのHello Worldです。初めてのプログラミングで以下のコードを見たら、何のことやら分からないでしょう。 public class Test { public static void main(String[] args

    Javaで「はじめてのプログラミング」を教えるのはキツイと思った話 - GoTheDistance
  • 「これって、ドメイン駆動設計?」という資料を公開しました。 - GoTheDistance

    いくら人の話を聞いてもピンと来ないし、DDDを読んでも全然頭に入らないので、自分なりに解釈してまとめることにしました。よろしければ、どぞ。 これって、ドメイン駆動設計? from Michitaka Yumoto www.slideshare.net ドメインからモデルを抽出→モデルの振る舞いと情報を定義→サービスに汎化させる、という流れを取っています。行間多めです。さーせん。 ドメインというのは、どうも2つの性質を持っている言葉のようだと思いました。 その世界で現状行われていること 行われていることに対する希望や不平不満からくる要求(関心事と言うらしい) 上記の定義がだいだいあってるとすると、「その世界で現在進行中の物事及びそれに付随する要求をキチンと実装できる設計にしようぜ」って話がドメイン駆動設計の総論で良いのでは、というのが1つ。 で、ドメイン(特にいまやってる物事)を抽象化す

    「これって、ドメイン駆動設計?」という資料を公開しました。 - GoTheDistance
  • なぜ受託開発は非効率になってしまうのかを考えてみた - GoTheDistance

    受託開発が抱える質的な非効率性に関する考察 - GeekFactoryを読んだ。 受託開発をやる以上は上記エントリで指摘している問題が出てくることが多いので留意したい、という注意喚起として読んだ。「質的に非効率」の意味が「どうあがいても効率よくやれません、残念でした。」という風に読み取れるので、違和感を感じた方もいたのかもしれませんが、残念ながら効率を上げられる要素が少ないので効率性には限界があります。 というか、受託開発が非効率なのは製品をそのまま適用するのに比べたら当然なので、その非効率なポイントを議論して何を導きたいのだという気もする。出来合いのモノを使うかオリジナルを作るかの区別もつかない段階で効率以前の問題だろ、というちゃぶ台返しの極論を言ってみる。そこに端を発して、工数かけた方が儲かる単価商売の悲しい性で丸投げと縦割りが重なってしまい、ますます「どうしてこうなった」状態にな

    なぜ受託開発は非効率になってしまうのかを考えてみた - GoTheDistance
  • 「べき論」は人を縛るだけで良いことがないから辞めよう - GoTheDistance

    べき論というのは「義務を果たすこと、理想を実現しなければならないこと」などを強く主張することだけど、何も生産的な要素がないなぁとつくづく感じました。 べき論で自分の考えが無駄に縛られて精神的な自由さが奪われてしまう。べき論はしないことも同時に規定するので、自ら望んで板挟みになるようなもんだ。「すべき」と「しないべき」の板挟みの果てにできるのは「かくあらねばならない」という強烈な固定観念。強烈なリーダーシップを発揮することもあるが、思考の引き出しが1つしかないので、切羽詰まると正論(**であるべきだ)としか言えなくなってしまう。 べき論は終わりがない。言われたら言われるほど、自分に課されている義務や理想が膨らんで負担が大きくなってしまう。当はミニトマトぐらいの大きさでしかないのにね。そして、その精神的負担は常に付きまとう。終わりが無いから。何を言ってもべき論で返されたら、これほどめんどくさ

    「べき論」は人を縛るだけで良いことがないから辞めよう - GoTheDistance
  • 人との距離感について僕が学んだこと - GoTheDistance

    人間関係で一番難しいのは、距離感をつかむことじゃないかなと思います。 距離が近すぎれば自分の領域が侵害されますので息苦しくなり、つぶされるような状況に置かれることもあるでしょう。かたや距離が遠すぎると疎外され孤立していると感じてしまう。近すぎても遠すぎても、ダメ。もちろん近い遠いを感じる距離は、各々違うわけなので余計難しい。ウェットな付き合いを好む人もいれば、ドライな付き合いを好む人もいます。僕は気分屋で気難しい上に多少の距離を求めるドライな性格なので、不必要に距離感をつめられるのは結構ツラく感じます。 距離感でぐぐっても今ひとついいなぁと思うのが無かったので、僕が学んだ幾つかのことを書いておきます。 距離は詰めるものじゃない 距離は縮まっていくものであって、詰めていくものではない。 カリスマホストの零二が言ってたんですが、「相手に何かを与えることが出来るやつはゴマンといるけど、その相手に

    人との距離感について僕が学んだこと - GoTheDistance
  • 営業ができる人とできない人の違い - GoTheDistance

    営業という言葉に良いイメージを持ってる人はかなり少ないんじゃないかと思います。特にエンジニアは営業さんに「泣かされた」経験がおありの方が多いですし。また、電話爆撃営業や詐欺に近いような営業も多い中、益々うさんくささが先行しやすいのかなぁと思ったりします。 ホントはそういうもんじゃないだろって思うので、自分1人で顧客の所に赴き、話をしに行くことも増え、発注側として営業さんの話を聞くことも増えてきました。そんな中で、営業について感じたことを書いてみます。 1. できる人は相手に問いかける、できない人は自分が話し続ける 相手とのコミュニケーションの中で距離感をつかみ、お互いが負担にならないようなコミュニケーションの土台をまずつかむこと。これが恐らく営業のはじめの一歩なんじゃないか、と思っています。 その土台を作るのに、まず自分のことを立て板に水を流したように話す営業がいますが、その時点で僕は「も

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  • 【書評】Pythonプロフェッショナルプログラミング第2版 - GoTheDistance

    BPStudy#92 - connpassとBPStudy#91 - connpassに連投するから献オネシャスしたら、寛大な佐藤社長より頂いたので御礼の書評を書きます。 Pythonプロフェッショナルプログラミング第2版 作者: ビープラウド出版社/メーカー: 秀和システム発売日: 2015/02/27メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る 以下、書をあたって感じたことを書き連ねます。 virtualenv使おう これ、相当便利ですよね。flaskをやるようになってから知ったんですが、結構衝撃でした。pythonの実行モジュールを指定すれば、複数バージョンでPython動作環境が作ることができる。phpだとvirtualenvに該当する仕組みがないのが辛みあるし、ビルドオプションも多いし、色々だるい..。 ブランチの作成とマージ BP社ではシンプルな原理原則がありま

    【書評】Pythonプロフェッショナルプログラミング第2版 - GoTheDistance
  • 経営が苦しい会社が陥りがちな5つの問題 - GoTheDistance

    トップやリーダーがこういう考えで物事を判断するとろくな事にならず経営状態が良くならない。そんな「あるある」ネタが5個たまったので、シェアさせて頂きたく思います。 1. やってみないと分からんと高を括る やったことがないことをやる意味はすごくある。やったことがないことができるから成長できる。けれども、やってみて失敗した時の影響範囲によってはものすごく高い授業料を払うことになります。 運営上の課題を整理して走り続けるのはOKなんですが、やる前にダメだった時の終わり方を必ずシミュレーションする必要があります。ここまでやってダメなら次を考える「撤退ポイント」がないと、いつかは辿り着ける症候群に陥ります。この疾患は感覚で物事を判断するタイプに非常に多く、逆算して物事を考える習慣がありませんのでやってみないと気がすまないという。 「やってみないと分かんない」の対極は「やる前から終わってる」です。ゴール

    経営が苦しい会社が陥りがちな5つの問題 - GoTheDistance
  • 人月を超えるエンジニアリングの未来 - GoTheDistance

    ご無沙汰してしまっているmark-wadaさんより問題提起を頂いたので、最近話題になった「超高速開発」と絡めて書いていきます。 もしSIerエンジニアがジョブズのスピーチを聞いたら(1) - Wadit Blog. もしSIerエンジニアがジョブズのスピーチを聞いたら(2) - Wadit Blog. もしSIerエンジニアがジョブズのスピーチを聞いたら(3) - Wadit Blog. もしSIerエンジニアがジョブズのスピーチを聞いたら(4) - Wadit Blog. 僕のエントリに対する和田さんのご指摘をまとめると、ソフトウェアを作るにあたっては上流と下流の断絶があるのはマイナスなのは理解できるし、コードを書く時にはその断絶があると望むものを作ることは出来ないのも確か。だが、システムを作る時にはそもそもレイヤーをもう1つ上に上げるべき。スクラッチでコードを書く必然性など無い

    人月を超えるエンジニアリングの未来 - GoTheDistance
  • クラウドがもたらしたSIの価格破壊の果て - GoTheDistance

    クロノスの山さんと飲みにいきました。遅刻してすいませんでした>< 僕らの興味はやはりSIビジネスがどうなってしまうのだろうかという点で、色んな観点から話が盛り上がった。 クラウドの台頭によって、ビジネスでITを利用したくても出来なかった層にIT技術の裾野が広がっていく。SIは自前でシステム環境を構築することで差別化を図り儲けていた側面も強かったけれど、クラウドがハードのアウトソースを加速させた事でシステム開発案件の単価は下がっているし、価格下落話には枚挙に暇がない。目の上のたんこぶではあるが、業界のパイは小さくなったとしても優秀な人間にお金が回るようになれば長期的には良いこと的な帰結を考えていた。 でも、その歪みがひどい事態を生んでしまったようで・・・ 一方、SIおよびSEのこれからに暗い影を落とす話もある。関西のあるSE派遣の企業のはなし。 何十人もの新人さんを集めて、無料でプロジェク

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