【オススメ人:ダ・ヴィンチ・恐山】 手塚治虫の『ブラック・ジャック』にはいくつか現代を舞台にしたスピンオフ作品があるのですが、本作はブラック・ジャックのライバル的存在である医師「ドクター・キリコ」を主人公に据えたスピンオフシリーズです。 助かる見込みのない患者を安楽死させることを生業とするドクター・キリコ。その設定からしてどのエピソードもやるせないものが多いのですが、筋立ては本家ブラック・ジャックにかなり近くバリエーション豊か、かつ、しっかりまとまった短編で安楽死という行為を描いています。海外が舞台の話が多いのも本家BJっぽい。 偏屈ながらも義理堅いドクター・キリコはいろんな意味でブラック・ジャックと似たもの同士。ピノコ的なポジションの少年(オリキャラ)との交流もいい感じで、ブラック・ジャック外伝としてかなり読みやすく面白い一作だと思います。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く