たった4枚12コマからなるマンガが、多くの人をノスタルジックな気分にさせた。タイトルは「夜のセブンイレブン」。そう聞いて、あなたはどんな風景を思い浮かべるだろうか。 作者の飯島健太朗氏が創作時に考えているのは、「生活を異化したい」という気持ちだという。誰もが経験したことがありそうな、ひとりだけの生活の時間。読む人のその時の気持ちによって楽しくも、物悲しくも読むことのできる作品だ。 特徴的な絵と、セリフや説明をほとんど排した作品はどのようにして生まれたのか。飯島氏のルーツから、バズった過去の作品についても話を訊いた。(編集部) ーー飯島さんは「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」のご出身ですね。漫画を書いてみたいと思ったきっかけを教えてください。 飯島健太朗(以下、飯島):普通にマンガが好きで、小さい頃からマンガを描こうと思っていたんです。絵が上手くなりたいなと美大を目指してた時代がありまして、
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