ワシントン(CNN) オバマ米政権は、北朝鮮が弾道ミサイル発射の準備を完了し、いつ撃ってもおかしくない状況にあると見ていることが分かった。米当局者が10日までに匿名で語った。 同当局者によると、北朝鮮東部の海岸から約16キロ内陸へ入った地点で、ミサイル2基が移動式発射台に設置され、すでに燃料注入が完了したとみられる。発射が迫っている可能性は高いが、米国の情報収集手段は衛星画像がその多くを占めるため、確実な結論は出せないとしている。 北朝鮮は、事前に民間航空機や船舶に警告することなく発射に踏み切る可能性がある。米国は、警告のないことを前提に対策を進めているという。 ミサイルが発射されるとただちに、米国が衛星とレーダーで軌道を計算する。日本などの陸地に向かっていることが判明した場合は、日米両国が迎撃の決断を迫られることになる。
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