「自ら考え、自ら学ぶ力」を育めていなかったという猛省 大窪昌哉氏が授業スタイルをガラッと刷新したのは、2年ほど前のこと。きっかけは、コロナ禍の一斉休校だった。 「休校の間、プリント配布に終始してしまった学校は多く、持て余した時間に何をしたらよいのかわからない子どもたちもたくさんいました。このとき、僕ら教員は結局、『自ら考え、自ら学ぶ力』を育めていなかったんだと、猛烈に反省しました」 そんな猛省と危機感から、「まずは自分が変わらねば」と、大窪氏はオンラインを活用して数多くの講演会や学習会に参加。これまでも「子どもが主役」の学級経営を目指し、プロジェクトアドベンチャー(※1)や会社活動(※2)など、よいと思う実践は取り入れてきたが、休校期間に学びを深める中で、改めて学ぶことの楽しさを実感するとともに「自立した学び手」の育成が必要だと強く感じたという。 ※1 米国発の、アドベンチャー体験から学ぶ
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