ロボットアームに捕まれ、ISSを離れたHTV=NASAテレビから 国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしている日本初の無人宇宙船HTVが任務を終え、31日午前2時半ごろ、切り離された。11月2日午前6時半ごろに大気圏に突入したあと、南太平洋上空で燃え尽きる予定だ。 宇宙航空研究開発機構によると、天候さえよければ、東京では1日午前4時20分ごろ、上空約400キロを飛行するHTVとISSが見えそうだ。見上げた角度が40度ほどの東南東の空にまずHTVが現れ、1分40秒ほど遅れてISSが地平線に下がっていくように飛ぶという。 大阪でも東の空に見えるが、高さが20度ほどと低く、観察するのは難しそうだ。一方、沖縄は条件がよく、1時間半後の午前5時50分ごろ、空高くを約2分の間隔をあけて飛行する予定という。 宇宙機構の担当者は「HTVは金色の断熱材で覆われているため、太陽の光が反射しやすい