大阪万博のシンボル「太陽の塔」の内部を、今月1日限定で一般公開するため参加者を募集したところ、定員の160倍に当たる8万人分の応募があり、大阪府は急きょ公開の日程を1日追加することになりました。 しかし内部には、生物が進化する過程を表現した「生命の樹」と呼ばれるオブジェなどがあり、大阪府は耐震工事を行ったうえで、再来年、平成30年から一般に公開する予定です。 府によりますと、耐震工事が今月末から始まるのを前に、29日に1日限定で一般公開するとして参加者を募集したところ、500人の定員に対して全国から8万人分の応募があり、倍率が160倍に達したということです。 このため、府は急きょ翌30日にも公開することを決め、さらに800人が追加で参加できることになりました。ただ、この追加分は抽せんで外れた人の中から選ぶため、新たな募集は行われないということです。