【カンヌ=上杉素直】欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領は4日の記者会見で、国際通貨基金(IMF)がイタリアに使節団を送り、財政再建の進み具合を直接監視すると明らかにした。イタリアはユーロ圏3位の経済規模の大国ながら、政府債務残高が多く、市場で財政再建が不安
印刷 国際ハッカー集団アノニマスは、メキシコの麻薬組織セタスに拉致された仲間が解放されたとして、予告していたセタスの内通者などの秘密情報の暴露を取りやめた。解放された仲間は、組織関係者の名前を明かせば1件につき10人を殺害するとの脅迫メッセージを託されていたという。 アノニマスは、仲間が解放されなければ報復として秘密情報を公表するとネット動画で宣言していた。脅迫メッセージを受け、「罪なき市民を巻き込むわけにはいかない」として、現時点では公表をやめることにしたという。ネット上の声明によると、解放された仲間は元気だが傷を負っているという。(藤えりか) 関連記事アノニマス、麻薬組織に「宣戦布告」 メキシコ(11/2)アノニマスが調査報道 告発サイトで受け付け→直接取材(10/10)ハッカー集団アノニマス、フェイスブックに攻撃予告(8/10)
By Jeff the Trojan 今度は視点を逆に、つまりアメリカからこのTPPを見るとどうなっているのか?という部分を見てみましょう。国家戦略室が10月14日(金)と21日(月)にまとめた資料を読むだけでも基本的な問題点は分かるわけですが、問題の本質を理解するためにも、相手の事情も理解する必要があるためです。 ◆アメリカからTPPはどのように見えているのか? By Thomas Hawk まず、アメリカからTPPはどのように見えているのかという点については、アメリカ政府自身が開設しているTPP公式サイト「Trans-Pacific Partnership | Office of the United States Trade Representative」内に、アメリカの各州がこのTPPによってどれぐらい恩恵を受けるのか?という説明図があります。 State Benefits fro
English version 先日、北海道カラーユニバーサルデザイン機構(北海道CUDO)のイベントで、「色覚体験ルーム」というのを経験した。特殊な分光特性を持つライトに特殊な光学フィルタを被せたものを照明として使用しているその部屋の中では、一般型の色覚の人でも、P型(1型)やD型(2型)色覚の人と同様に色が見えてしまうのだ。つまり、特定の色の組合せにおいて、色の区別がつかなくなってしまう。こんなすごいものをよく作れたと思う。その部屋の中でいろいろなものを見たが、裸眼で色覚体験を行うのは、シミュレータを使ってディスプレイ上で見るのとはまた違った臨場感がある。貴重な体験だった。 部屋の中にフィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)の絵のコピーがあった。その絵は、なんだか僕がいつも見ているゴッホと違って見えた。僕はゴッホの絵が大好きで、いろいろな美術館で実物を何点も見た
11月1日国会で与党統一会派「国民新党・新党日本」の田中康夫氏が代表質問を行った、増税、大企業優遇の税制、そしてTPP問題と至極真っ当な質問だったのでここに掲載します。 総理を始め大臣はこの質問に答えはしましたが意味の無い答えなのでそれは割愛します。 ────────────────── 「国民新党・新党日本」田中康夫です。 「大増税・TPP・放射能」。 我が日本は、焦燥感、閉塞感に包まれています。 先月パリで開催の G20 で財務大臣・安住淳さんは、「消費税率を 10%に引き上げる増税 法案を来年の通常国会に提出」と国際公約。 日本経団連会長・米倉弘昌さんにも明言。 野田佳彦さん、そして安住さん。この発言は、首相の指示に基づくものですね? 他方、内閣総理大臣所信表明演説には今回、「消費税」の「しょ」の字も有りません。TPP 同様、国権の最高機関での提起も議論も無い儘、国際公約と称し、突き
web上でミスコンについての議論が盛んになり、ある弁護士がフェミニストについての知識のなさをさらけ出して、あちこちから批判を受けることが続いている。私は議論に参加できてなかったのだけれど、「ミスコンに反対する人=フェミニスト=差異のない社会を求めている」という珍説が出ているので、さすがにこれはどうかと思い、記事を書くことにした。 問題の記事は以下である。 ka-ya1789「ミスコンはヌードでやればいいのね」 http://d.hatena.ne.jp/ka-ya1789/20111025/1319551009 ka-ya1789「差別と差異」 http://d.hatena.ne.jp/ka-ya1789/20111031/1320065269 ka-ya1789さんは次のように書く。 ただ「美」という基準で女を判断するミスコンを批判すると、美による選抜はすべてNGなのかということになっ
広島学院の文化祭で、中高生1000人ほどをお相手に講演。 文化祭のキックオフイベントである。 高校生を講堂に集めての講演は何度か経験があるが、中学生ははじめて。 でも、関係ない。 子供たちは「彼らの知性に対する敬意」が示される限り、その限界まで理解力を押し上げてくる、というのは私の揺るがぬ確信である。 「子供にもわかるように話す」人間の話を聴いているうちに知性的、情緒的な成熟が果たされるということはない。 一期一会。1000人の少年たちが私の話を70分間静かに聴いて下さるというのである。 このチャンスを逃すことはできない。 君らの理解力を限界まで高めないと「ついてこられない」話をしようではないか。 というわけで、まず国際関係における「移行期的混乱」についてお話しする。 来年のアメリカ大統領選挙の見通しについて、中国の産業空洞化について、EUの瓦解の可能性について、プーチンの資源外交と北方領
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