格安SIMの利用では、2台持ちをすすめることがよくある。格安SIMでデータ通信し、フィーチャーフォンで音声通話という組み合わせだ。 最近は格安SIMでも通話が安いオプションを組み合わせられるところも出てきてメリットは薄らいでいるが、2200円で通話し放題という音声通話と1000円で3GBという格安SIMのデータ通信の組み合わせはなかなか使い勝手がいい。 そして、それを1台で済ませられるスマートフォンがいくつか登場している。そのなかのひとつが「ASUS ZenFone 3」で、最近筆者が購入した端末だ。 2つのSIMを装着し、両方とも待ち受けることのできる「DSDS」(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)という仕組みがある。 海外でGSMネットワークが使える国や地域では実現していたが、3Gを2台同時待ち受けできるスマートフォンが登場したのは最近の話。日本ではモトローラブランドの「Moto G