同社の2023年3月期の連結決算は、純損益が9701億円の赤字となり、前期の1兆7080億円に続く2期連続の最終赤字となった。なかでも、ビジョンファンド(SVF)事業の投資損失は8351億円(前期は3兆4347億円)だった。ソフトバンクグループ本体ではアリババ関連取引で4.6億円の利益が生じたが、損失をカバーできなかった。 後藤氏は2022年度を振り返り「金利上昇や地政学リスク、厳しい市場環境のなかで守りの1年だった」とコメントした。 また、Armの上場準備は順調とする一方、米国証券取引委員会(SEC)に上場計画を提出中であることから「詳細はコメントできない」(後藤氏)とした。 「OpenAIに投資できなかった理由」問われ「ノーコメント」 後藤氏は2023年度の投資戦略について「2023年度も地政学リスクなどからボラティリティーの高い市場環境が続く」とし、守りの姿勢を継続するという。一方で
![孫正義氏は「俺の時代が来た」と高揚、ChatGPTなど登場で--ソフトバンクG決算](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e8b7e8ec4d98b92f1e775ae2fd829c0e6f3e674c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2023%2F05%2F11%2Fb7cb6fe1bab8f87433f7e1dec9a8e182%2Fimg001.jpeg)